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コラム

2022-05-06 18:24 追加

アメリカ女子バレープロリーグ、キャプテンのリーダーシップを支えるファシリテイター ジョー 現役を退いたシェイラの談話など

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■常に上を目指す

強いリーダーシップを発揮したベタニア・デ・ラ・クルス。ベテランセッター、ヌットサラ・トムコム(88番)も積極的に選手に声を掛けコミュニケーションをとり、選手のうまさを引き出した。 撮影:Athletes Unlimited/Jade Hewitt

今年のチャンピオンに輝いたOHベタニア・デ・ラ・クルスは、5週間連続でランキング上位4選手に入り、キャプテンを務めた。攻撃だけではなく守備の面をどう思っているのか、ドラフトで選手を選ぶ時どのように感じているのかなど、話を聞いてみた。

――第2シーズンが終わりました。いかがでしたか。

ベタニア・デ・ラ・クルス(以下、ベタニア):特別なシーズンでした。(昨年は無観客だったので)今シーズンはファンの方が見に来て下さって素晴らしかったです。どの週も最後まで見応えのある試合をすることは、とても意味のあることです。

――一般的に欧州はより攻撃的なチームで、アジアはより守備的なチームと言われます。アメリカは攻守のバランスがとてもよいと思うのですが、どう思いますか。

ベタニア:アメリカチームが攻守のバランスがとれているのは明らかです。選手の選出と個々の質の高さが、彼女たちがなぜオリンピックチャンピョンになったのかを示していると思います。私はアメリカが攻守のバランス良く成功しているのを見てきました。

――あなたはこのリーグ最強のスパイカーです。AUでのディフェンスについてどう思いますか。

ベタニア:私は明らかに守備より攻撃的な選手です。しかし、ゲームごとに経験を積み、自分の守備スタイルを確立することを、私はよく学んでいると思います。うまくいっていると思いますが、常にさらに良くなるように目指しています。

――毎週チームのメンバーが変わるというのは、ファンにとってこのリーグの楽しみですね。

ベタニア:ファンの皆さんはそれぞれ自分のお気に入りの選手を見に来ると思います。しかし何より楽しむべきことは、高いプロレベルのバレーを見ることです。それこそが私たちが毎週やっていることで、会場に来る人やYouTubeやテレビで観戦する人が、どんどん増えているのを見たり実感するのは、本当に素晴らしい経験です。

――キャプテンにとっては既に一緒のチームでやった選手を選ぶ方がいいのですか。それとも別のまだ同じチームでやったことのない人を一度、試してみようと思うのですか。ドラフトの時、どのように考えていたのですか。

ベタニア:選手の個々のレベルによると思います。例えば、私はLノマリス・べレス・アゴストと4週間一緒でした。私たちは友人で、昨シーズンも一緒にプレーしましたが、親友だからではなく、彼女が真にレベルの高い選手だから選んだのです。また逆に、最後の週だけ一緒のチームだった選手もいます。各キャプテンが素晴らしい技術を持つために、それらの選手は既に他のチームに選ばれているからです。ですから、選手がどう優れているかが重要であって、前に一緒で慣れがあるからという事ではありません。キャプテンとして、誰をまだ選択できるかだけではなく、自分のチームにうまく合うプレーできるかどうかの質も見極めなくてはいけません。

■女性のリーダーシップの育成
昨年からコラムの中で、AUのドラフトによるメンバー組み換えやスコアポイントなど独自のルールについて話してきたが、AU設立は、「社会におけるリーダーシップの育成。そして、次世代のアスリートやファンのロールモデルになるように」という事を目標に掲げている。試合の他に、女性の権利や差別について学んだり、それぞれがこどもの未来、がん協会、メンタルサポートなどの支援団体を選び、どのような形で社会に貢献できるのかを考えたりする自己研鑽の場でもある。
実際、チームではどうかというと、ドラフトでの選手の選択やゲームプランなどは、キャプテンが決定するなど、そのリーダーシップが非常に重要になる。

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