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会見・コメント

2022-07-09 18:13 追加

大塚達宣「サーブは自分のリズムでしっかり打てるようになった」 VNLカナダ戦会見コメント

VNL男子 カナダ戦 会見コメント

全日本代表 男子

7月8日に丸善インテックアリーナ大阪(大阪市港区)で行われたFIVBバレーボールネーションズリーグ(VNL)2022男子大会、日本対カナダ戦の試合後の記者会見コメントをお届けする。

■小野寺太志選手

3-1という結果ですが、まずは勝てたこと、3ポイントとれたことがよかったと思います。ただ、3セット目で崩しきれずにとられてしまう展開があったので、そこはまだまだだったかなと。個人的にも久々にスタートから試合に出て、いいところで使ってもらえていたので、数字はある程度を残せたと思うのですが、ブロックやディフェンスの面でもっと貢献できるようになりたいと思っています。

■石川祐希主将

今日の試合を振り返って、1・2セット目はサーブで崩したりできていたのですが、3セット目はカナダも対策してきて、サイドアウトを簡単に切られるようになってしまった時に僕たちからミスを出してしまった。そして、相手もサーブで攻めてきて先行され、とられる展開になってしまったので、僕たちも反省しなければならないですし、サーブレシーブをしっかり返されたら、まだまだ簡単に勝てないチームだと再認識しました。もっとブロックディフェンスを徹底しなければならないですし、いいサーブは打てていたと思うので、そこは継続して取り組んでいきたいと思います。

■大塚達宣選手

3-1というスコアでしたが、勝ち点3をしっかり取り切れたことにおいてはよかったと思います。内容は先ほど2人からのお話にもありましたが、自分たちのミスから先行される場面が多く、チームとしても個人としても課題がたくさん見えた試合でした。悪いところは修正できるところは修正し、いいところは自分たちの強みとして次の試合に臨みたいと思います。

――石川主将に。今日のサーブの狙いとサーブ好調の要因を教えてください。

石川:基本的にどの試合もリベロをターゲットから外してサイドの選手を狙っていくと決めているので、それが実行できていたかなと。また、カナダチームはショートサーブに対してのディフェンスが強くないので、(ショートサーブは)1本しか打てていませんが、そこでエースを取れました。サーブが好調な理由は、ブラジルラウンドはあまりよくなくて、トスの位置を修正したりとか、打つタイミングだとか、そういうのを少し修正したらよくなったので、それを継続していきたいです。

――大塚選手に。相手のサーブが集中し、ストレスもあったと思いますが、どのような心境で乗り越えましたか?

大塚:ミーティングでもサーブの対策は話していますが、 相手のサーブの質やスピードなどがよかったので、どれだけ返せるかをテーマにしていました。自分の中では耐えることができた部分もあれば、周りとコミュニケーションを取ることで連係の関係性などを改善できる部分もあったと思うので、そういう細かいところを詰めて、自分たちのバレーにできれば。自分はサイドですから、(サーブで)狙われて当然の選手なので、そういう意味でもパスをしっかり返してから攻撃のリズムを作ることを心がけています。去年より自信を持ってプレーできているのは周りの選手の声掛けだったり、たくさん助けていただいていることもあるので、そういったところに感謝しながら自分のよさをどんどん出して、このチームに貢献できるようにやっていけたらと思っています。

――大塚選手に。今日は第1・2週よりもサーブでブレイクを取れていたと思いますが、大会を通して、サーブで心がけていることや、改善したところがあれば教えてください。

大塚:サーブに関しては、石川選手や西田(有志)選手のようなスピードやパワーがない分、コントロールなどで勝負していくしかないと思うのですが、フィリピンラウンドやその前のブラジルラウンドではなかなか思うように打てませんでした。打つ場所やリズムなどをもう一度考えて、自分のリズムでしっかり打てるようになったので、そういうところが結果につながっているのではないかと思います。

――小野寺選手に。先ほどご本人もおっしゃっていたように久しぶりのスタメン出場となりました。コートの外から試合を見て感じていたことは?

小野寺:ミドルブロッカーについては日本の課題だといわれていましたが、今、VNLで勝てているのは石川選手、西田選手の活躍はもちろん、山内(晶大)選手や髙橋健太郎選手が点を取ってくれて、サイドにマークが行きにくくしてくれているおかげだし、関田(誠大)さんもうまくそこを使っているので、外から見てもいいバレーをして戦えているなと思って見ていました。でも、そこに自分が割って入っていかないと、これから先、世界選手権やOQTなどの舞台に立てないと思うので、課題を克服し、今のチームによりフィットできるように意識して取り組んでいきたいと思います。

――大塚選手に。ご自身の強みとそれをチームでどう活かしているかを教えてください。

大塚:自分の中では攻撃面で、積極的に攻撃参加していこうと考えています。また、アウトサイドヒッターの選手の中でも対角を組む人によって自分の役割が違ってくるので、攻守で自分の役割を果たせるようにしたいです。

――昨年の東京五輪では髙橋藍選手が活躍されてて、ご自身の出場機会は少なかったと思うのですが、同世代の選手の活躍をどのような気持ちで見ていましたか?

大塚:チームとして戦っている以上、チームメイトの活躍は嬉しいことですし、外から見ていても、同世代である髙橋選手には刺激をたくさんもらいました。同じポジションですし、やるからには負けたくない気持ちもありますが、彼は彼の、自分は自分のよさがあるので、刺激し合いつつ、これからもっと頑張りたいと思います。

――大塚選手に。先ほど対角を組む選手によって役割が違うとおっしゃっていましたが、この2試合は石川選手と対角を組んで、ご自身の中でどのような役割を果たしたいと考えていましたか?

大塚:リベロを含め、サーブレシーブをする3人でしっかりコミュニケーションをとって、範囲を明確にして、なるべく攻撃に負担にならないようにパスをしていくようにしています。攻守で高いレベルが必要で、もっともっとやれる部分があるので、課題として次の試合につなげていきたいと思っています。

――石川選手に。ファイナルラウンド進出が決まりましたが、予選ラウンドの残り2試合をどのようにファイナルラウンドにつなげていきたいと考えていますか?

石川:決まった時点で今日の試合を含め、残り3試合ありましたが、少し安心したというか、目標を1つクリアできてホッとしています。このラウンドの目標は最初の3試合をしっかり勝ち切るということなので、そこは変わりません。最後のブラジル戦に関しては、ファイナルより前に自分たちより格上の相手と当たることができるので、ファイナルで1勝をするための試合にしたいと僕は思っていて、しっかり勝ち切るという目標を設定しています。

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