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会見・コメント

2022-07-09 18:13 追加

大塚達宣「サーブは自分のリズムでしっかり打てるようになった」 VNLカナダ戦会見コメント

全日本代表 男子

■フィリップ・ブラン監督

初めの1・2セットは準備していたゲームプランに沿って戦えていました。ただ、その後はあまりよくなかったです。先日のオーストラリア戦と違うのは、オーストラリア戦は集中力が欠けていて3セット目を失ったと思っていますが、今日に関してはトランジションアタックのチャンスがあったにも関わらず、取り切ることができなかったことが原因かなと。サイドアウトは取れていたと思います。特に相手の選手が代わったところ、ローテーションでマッチアップによって、相手の7番の(スティーブン)マー選手が関田選手の上から打つケースが多くなってしまったので、そこが落とした原因だと思っています。ただ、8勝していることはいいことだと誇りに思っています。

――小野寺選手を久しぶりにスタートから起用した理由と今日のプレーの評価は?

ブラン:小野寺選手はフローターサーブがいいので、プレッシャーを相手に与えたかったことから起用しました。練習中、アタックもいい状態でできていましたし、レベルの高いカナダに対してブロックタッチもしっかりできていたので。

――サーブが好調ですが、監督から何か具体的な指示を出していることはありますか?

ブラン:日本は身長の高い選手が少ないので、まずはいいシステムで戦うことが大事だと考えていて、その中で機能させなければならないですし、ディフェンスもベストの状態で戦わなければならないということがあります。ブロックを機能させるためにはいいサーブを打たなければならないですし、伊藤(健士)コーチとどこに打つべきかという話をしています。また、ローテーションもどこをスタートにすれば相手とどういうマッチアップになるかという部分も話していて、あとは選手に打ってもらうことになります。

――今日の試合では?

ブラン:戦術に関しては私はいつもコートに近い場所に立っていますので、戦況を見ながら指示を出しています。同じ戦術だけだと対策されてしまうので、変化を持たせています。今日のサーブの狙いに関しては、フローターは7番のマー選手です。ただ、24番のマシアス・エルサー選手が入ってきてからは、パスのエリアを奥に十分取ったりしていますので、少し難しいところがありました。ジャンプサーブに関しても、当然、7番がターゲットでしたが、西田に関してはパワーがあったもののコースが少し打てていなかったと思います。当然、7番の選手と他の選手の間というのも指示としては出しています。あまり多く語ってしまうと次の試合にも影響してしまうので、この辺にしておきます。

――この2試合、大塚選手を先発で起用している意図と評価を教えてください。

ブラン:実は髙橋藍はフィリピンラウンドでコロナが陽性になってしまったので、そのポジションに大塚を入れて練習していたのですが、パスもハイボールの処理も高いブロックを相手に高い効果を出して戦えているということがあり、起用しています。今、自信を持ってプレーしていると思いますし、敢えて代える必要がないのかなとも感じています。今日の試合もサーブレシーブの石川との関係性のところも、積極的にパスをとっていることも評価しています。


写真:火野千鶴

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