2022-11-05 10:39 追加
宮浦健人所属ニサ、得点に絡むも首位チームにストレートで惨敗 ポーランド1部
ニサゲームレポート
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ポーランド男子バレーボールリーグ(プルスリーガ)第6節、宮浦健人所属のニサは現地時間10月30日(日)にホームでヤストシェンブスキ・ヴェンギェル(以下JW)と対戦し、0-3(22-25, 18-25, 13-25)のストレートで敗れました。
宮浦はこの試合1, 2セット目は途中から、3セット目は今季初めてスタートから出場し6得点、アタック決定率60%と高い数字を残しましたが、チームに流れをもたらすには至りませんでした。
第1セットスタメン
ニサ
OH:エルグラオウイ(モロッコ)、ゲルジョット(ポーランド)
MB:ヤンコフスキ(ポーランド)、アブラモヴィッチ(ポーランド)
OP:ベンタラ(チュニジア)
S:ズコウスキ(クロアチア)
L:デムビエツ(ポーランド)
JW
OH:クレヴノ(フランス)、フォルナル(ポーランド)
MB:ヴィシニェフスキ(ポーランド)、グラディル(ウクライナ/ ポーランド)
OP:ボワイエ(フランス)
S:トニウッティ(フランス)
L:ポピフチャク(ポーランド)
●試合レポート
第1セット、ニサは今季初スタメンのエルグラオウイのスパイクなどでコンスタントにサイドアウトを取っていきますが、度々ミスが出てしまい序盤で連続得点のチャンスをものにできません。
10-11となったところでニサが相手のブロックに連続で捕まり10-13とリードされてしまします。
その後もニサのOPベンタラに続けてスパイクミスが出てしまい13-16となったところで、ベンタラに代わり宮浦がコートに立ちます。
宮浦はスパイクで得点を決めてチームを鼓舞しますが最後まで点差を縮めることができず、OHフォルナルのスパイクで22-25としたJWが第1セットを奪います。
第2セットは序盤ベンタラの高さのあるスパイクが決まると、その後エルグラオウイの好サーブからヤンコフスキのブロックが決まるなどして5-1とスタートダッシュに成功します。
しかしそこからJWは味方の好サーブからOPボワイエが決めまくり7-7とすぐさま同点に追いつきます。
その後もボワイエの勢いはとまらず、ニサのOHゲルジョットがサーブレシーブで崩されるのも相まって13-18とJWが逆にリードを広げます。
ニサは2枚替えで宮浦とセッターシュチュレクを投入して状況の改善を図りますが、フォルナルのエースなどでJWが更に点差を広げ、最後はMBグラディルのクイックが決まって18-25でこのセットもJWが取ります。
第3セットは今季初めて宮浦がスタートから起用されます。
その起用に応えるべく、宮浦は序盤から相手ブロックを弾き飛ばすスパイクで得点していきますが、ニサはなかなか連続得点を取ることができません。
むしろJWの方がサーブが機能してじわじわと点差を広げていく展開に。
8-12とJWが4点リードする場面で、またもボワイエが爆発して3連続サービスエースを奪い8-15と一気にその点差を広げます。
その後もニサのサーブレシーブ・トラブルがなかなか改善されず、JWのOHクレヴノ、MBヴィシニェフスキにもエースを献上してしまいます。
最後はクレヴノのスパイクで13-25としてJWがニサをストレートで下しました。
MVPは18得点(うちサーブ3点、ブロック1点)、アタック決定率64%を記録したJWのボワイエが選ばれました。
この結果、ニサは通算成績を4勝2敗13ポイントとなりましたが暫定3位を維持。
次週は現地時間11月2日(水)16:30(日本時間翌0:30)から、ホームで5位のオルシュティンと対戦します。
文:堤敏樹
https://www.toshiki71.com
写真:PZPL
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