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ゲームレポート

2022-11-05 19:49 追加

ニサ、オルシュティンをストレートで破り5勝目!宮浦もサービスエースで勝利をアシスト!! ポーランド1部

ニサゲームレポート

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ポーランド男子バレーボールリーグ(プルスリーガ)第7節、宮浦健人所属のニサは現地時間11月2日(水)にホームでオルシュティンと対戦し、3-0(25-20, 25-19, 25-20)のストレートで勝利しました。

宮浦はこの試合リリーフサーバーとして出場し、サービスエースを1本決めるなどチームの勝利に貢献しました。

第1セットスタメン

ニサ
OH:ゲルジョット(ポーランド)、クファソフスキ(ポーランド)
MB:ゼブラ(アルゼンチン)、アブラモヴィッチ(ポーランド)
OP:ベンタラ(チュニジア/ ポーランド)
S:ズコウスキ(クロアチア)
L:デムビエツ(ポーランド)

オルシュティン
OH:ピリンスキ(ポーランド)、アンドリンガ(オランダ)
MB:エヴリル(アメリカ)、ポレンバ(ポーランド)
OP:ブトリン(ポーランド)
S:トゥアニンガ(アメリカ)
L:チウナイティス(ポーランド)

試合レポート

第1セット、ニサは序盤からサーブとディフェンスが機能し、OHゲルジョットのエースなどで8-3と好スタートを切ります。オルシュティンもMBエヴリルのクイックやブロックなどで得点しますが、ニサはOHクファソフスキのスパイクに加え、セッターズコウスキのサーブが走って連続ブレイクに成功して20-13とリードを広げます。その後一時2点差まで詰め寄られますが、終盤リリーフサーバーで起用された宮浦の強烈なサーブからMBアブラモヴィッチがブロックを決めてセットポイントを握ると、最後は相手のサーブミスで25-20となり、ニサが第1セットを取ります。

第2セットは中盤まで競った展開が続きます。ニサのOPベンタラが高さのあるスパイクを決めると、オルシュティンのOPブトリンがパンチ力抜群のスパイクを決めてお互い一歩も譲りません。オルシュティンはエヴリルのブロックをきっかけに14-17と一時リードしてみせますが、その後ニサのズコウスキが連続のツーアタック、更に好サーブからMBゼルバのブロックを含む連続ブレイクを演出して22-18と逆転に成功します。
中盤まで面白いほど決まっていたブトリンのスパイクがまったく決まらず苦しくなったオルシュティン。逆にニサのベンタラの好調は続き、最後もベンタラのスパイクが決まって25-19でこのセットもニサが取ります。

第3セット、オルシュティンはOPにブトリンを代えてクルルを起用。そのクルルが期待に応えてスパイクを立て続けに決めると、ニサのクファソフスキやベンタラもまた連続してスパイクを決めるなどして、16-15と点差が離れないままセット終盤に差し掛かろうとします。この場面でニサはリリーフサーバー宮浦を再び投入。対角線上に放った鋭いサーブはOHリピンスキの腕を大きく弾いてエースとなり、17-15とニサが一歩抜け出します。その後もベンタラのサービスエースや、このセットから入ったリベロビニエクの好ディグからのブレイクポイントで23-18とニサがリードを広げると、最後はキャプテン・クファソフスキのスパイクが決まって25-20となり、このセットもニサが取ってオルシュティンにストレートで勝利を決めました。

MVPは10得点(うちブロック1点)、アタック決定率60%を記録したOHクファソフスキが選ばれました。

この結果、ニサは通算成績を5勝2敗16ポイントとし、暫定3位を維持しています。

次の試合は現地時間11月6日(日)17:30(日本時間翌1:30)から、アウェイでルブリンと対戦します。

文:堤敏樹(『トシキブログ』(https://www.toshiki71.com)より)
写真:PZPL

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