2022-11-12 10:31 追加
群馬銀行・道下ひなの「V1に昇格できると私は思っています」、千葉・石川綾菜「吉田奈未がコートで引っ張って、私はみんなを盛り上げる」 V2女子会見
V2女子 11月6日 会見コメント
V女子
11月6日に軽井沢風越公園総合体育館で行われたバレーボールV2女子の試合後会見コメントをお届けする。
第2試合
GSS東京サンビームズ 1(25-22、22-25、20-25、13-25)3 群馬銀行グリーンウイングス
■群馬銀行グリーンウイングス
●道下ひなの選手(ミドルブロッカー)
ーー今日の試合の感想を。
道下:相手のサーブが思っていたより強めでした。サーブレシーブでちょっと崩されたんですけど、その状況からコンビの組み立てだったり、崩されたときのオフェンスを自分たちで徹底しました。ブロックで相手にプレッシャーをかけることができて、そこが自分たちの強みだなって再確認できた試合でした。
ーー試合中、他の選手へアドバイスをしたりする姿が見受けられました。
道下:セッターには相手ブロッカーの動きやそれに対する攻撃の提案、サイドへはブロックの関係ですね。ネネ(藤井寧々選手)にはビックサーバーなのでどんどん攻めていいよ、とか。常にポジティブな声がけをするようにしています。
ーーV2を舞台に戦ってみて、手応えや発見などは?
道下:どのチームもディフェンスが上手だなって感じました。V1だと高いブロックを前提にしてそこから抜けたボールを拾えばいいんですけど…V2ではブロックの上もあるし、軟打もある状況でどのプレーヤーも良く拾う。フロアディフェンスが上手だなという印象です。
V2の中でもグリーンウイングスはブロック力があります。そこがしっかりできているので、やっぱりV1に一番近い存在かな、と。このままいけばV1に昇格ができると私は思っていますので、これからも頑張っていきたいと思います。
●白岩蘭奈選手(アウトサイドヒッター)
ーー白岩選手に。力強いプレーでした。序盤の苦戦からハートに火が付いたのかなと感じました。そして、とても…何と言いますか「良い顔」をされているなと。
一同:(笑)
道下:良いのは元からですね(白岩選手を抱きしめて)。
白岩:第1、第2セットは相手のサーブに押されて苦しい展開でした。でも、その状況でも負ける気はしなかった。今日も全員バレーで誰が出ても勝つ。どんな状況になっても絶対に勝てる自信があったので、それが最後にはみんなのプレーだったり、自分自身の表情にもつながったのかなと思います。
ーー群馬銀行で新たな「プレーする喜び」を感じている?
白岩:自分が決め切るのではなく、みんなが決めてくれる喜び。グリーンウイングスに来てより感じることだなと思っています。
ーー今シーズンの個人の目標は?
白岩:どんな状況であっても、チームの勝ちにプラスになる働きをすることです。それは移籍をした時に決めたことなので、それをV1昇格にもつなげていけたらと思います。
●藤井寧々選手(アウトサイドヒッター)
ーー新人ながら開幕から大活躍ですね。
藤井:今は本当にバレーが楽しくて。外から客観的に見ても、このチームでプレーできることが本当に嬉しいと思えます。見ていてワクワクするチームだなって。今日は途中からの出場になったんですけど、自分が出てチームの勝利に貢献できるように毎日心がけてやっています。
ーーやや苦戦気味でしたが、藤井選手が入って支え直した印象です。コートに入る時に考えたことは?
藤井:とにかく思いっきりやる。スパイクにしてもブロックにしてもレシーブにしても、いろいろ考えていたら上手くいかないなって。とにかくコートに入ったら楽しむことを一番に。自分が決めても周りの人が決めても、それを全力で喜ぶ。自分が入ったら流れを変えるぞっていう気持ちでコートに入りました。
ーー内定の時と、1年目で変わったことは?
藤井:自信が付きました。内定の時はグリーンウイングスに入団できたこと自体が奇跡だなって思っていたので…。自分が試合に出ていいのかなとか、入ってもミスっちゃうかなとか、そういう弱い気持ちでコートに入っていたんですけど、今年は「自分がV1に連れていくぞ」っていう強い気持ちでできるようになりました。
ーー同期の菊地実結選手も大活躍ですね。
藤井:同じコートに立つと頼りになります。自分が打つ時にミユが「行けー!」とか叫んでくれたり。普段、いろんな話もしたりするんですけど、2人がコートに入ったら雰囲気だけは絶対に落とさないようにしようって。そこは上手くいっているのかなと思います。
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