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会見・コメント

2022-11-30 06:00 追加

東京GB・古賀太一郎主将「戸嵜と笠利が勢いをもたらしてくれた」 V1男子会見

11月27日 東京GB 会見コメント

SV男子

 11月27日にジェイテクトアリーナ奈良(奈良県)で開催されたバレーボールV1男子ジェイテクトSTINGS対東京グレートベアーズ(東京GB)試合後の東京GBの記者会見コメントをお届けする。

 ジェイテクト 0(21-25、23-25、24-26)3 東京GB

■戸嵜嵩大選手

 昨日と違って、今日は相手に優位な状況に立たせずサイドアウトが取れていたと思う。昨日はウルナウト選手にやられてしまったので、そこを抑えるような形が出来たのが一番の印象です。あとは、昨日とは意識を変えて気合で押し切ったかなと思います。

■笠利真吾選手

 今日はスタートから出させてもらって、とにかく強い気持ちを持ってやろうと思いました。

■古賀太一郎主将

 戸嵜選手と笠利選手が若手らしいというか、勢いをチームにもたらしてくれた。これまでは星野選手が入って、安定感であったり彼の良さもあったが、今日は彼がスタートではなく、戸嵜選手と笠利選手が勢いをもたらしてくれたので、あとの選手はやりやすい状況の中プレー出来たと思っています。今日の勝利はみんなの力でもありますが、隣の2人が活躍してくれたかなと。感謝しています。

――笠利選手に。今までは途中出場が多く、今日はスタートからの出場でしたが、どのような気持ちで、どんなプレーをしようと臨みましたか。

笠利:今まではサーブや途中で入るケースが多かったんですけど、常に外から見て自分だったらどうするか考えながら、試合を観ながら準備をしていた。いつ出てもいいように、気持ちの面でも準備は出来ていたので、今日も落ち着きながらプレーに入れた。
 あとはコート上だと古賀さんだったりとか、もちろん出ていないメンバーも声を掛けてサポートしてくれたので、そういうのも心強かったです。

――戸嵜選手に。ファンの間でも柳田選手とお話していたのが話題になっていましたが、間近で柳田選手のプレーを見て、改めてどう感じましたか。

戸嵜:攻撃力が本当にある選手で、ずっと憧れてフォームも真似してきた。ただやっぱり同じ土俵に立っているので、その感情は抜きにして絶対勝ってやろうと。昨日はちょっと多分空回りしてたところもあった思うので、今日は落ち着いて、絶対に勝とうという意識でやれたので、そこが良かったのかなと思います。

――先日、東京グレートベアーズとの契約継続の発表がありましたが、改めて東京グレートベアーズで戦う意気込みについて。

戸嵜:やっぱり自分のプレーが評価された所も嬉しいですし、自分特有のポジティブな所もスタッフの方から言われていました。自分が残る意味をしっかり把握して、その役割を全うしたいと思いますし、地元の方々にプレーで恩返し出来るという所が一番の魅力で、ホームゲームに力を入れてもらっているので、勝利で恩返し出来るように頑張りたいと思います。

――古賀選手に。FC東京バレーボールチームの活動休止、そこから東京グレートベアーズが新しく出来てスタートしてから、なかなか勝利を迎えられず様々な思いがあったと思いますが。

古賀:負けている時って、チームが成長出来ているかどうか不安になったり、疑心暗鬼になっていったり、ネガティブなマインドになりがちなんですけど、結果が出ていない中で努力し続けていたチームの雰囲気だったり、出ていない選手だったり、その文化が今日の結果に繋がったと思います。勝ててはいなかったですけど、チームとしては取り組むことはしっかりやれていたので、この勝ちというのが自分たちの自信にもなります。これからは気負うことなく、自分たちの等身大の力を出せると確信していますし、そういったチームになりうるポテンシャルはあるので、期待してもらいたいなと思います。

■真保綱一郎監督

 昨日は内容的にも決していい試合ではなかったので、しっかり気持ちを切り替えた。変えた所は、我々のレフトサイドの攻撃を活かしたいと思って若干メンバーを替えました。星野選手が抜けると勿論デメリットもあるんですけど、今日はそこを目を瞑って、攻撃の方へ思い切って舵を切って、そこが上手くハマった。レシーブの方も笠利と戸嵜が耐えて、よく頑張ってくれたと思います。

――他チームと違い、東京は1週空いての奈良での試合でしたが、その間にどんな準備をしてきましたか?

 我々の長所であったディフェンスとブロック、特にディフェンスのところが機能していなかったので、まずはもう1回振り返った。相手どうこうよりも自分たちのコンセプト、システムを再確認して、そこを改善して臨んた今週だった。昨日は上手く回らなかったんですが、今日はしっかり拾ってくれて上手く機能したと思います。
 それと、やはりアタックの成績がリーグの下の方なので、だいたい相関関係的に強いチームはアタックが機能しているので、そこも改善できるようにやってきました。

――来週はホームゲーム、天皇杯と試合が続いていきますが。

 メンバーはまたどうなるか1週間通して決めるんですが、アタックを機能させること、ブロックディフェンスの精度を更に上げて、その2つを絞っていくと結果がついてくると思うので、そこをフォーカスしてやっていきたいと思います。


写真:火野千鶴

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