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会見・コメント

2022-12-11 07:00 追加

東京GB・栗山英之「サーブで攻めて崩してコンビを組ませないで単調なバレーにしてブレイクを取るいい形でできた」 天皇杯コメント

天皇杯 コメント

V1リーグ 男子

12月10日に武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京都調布市)で行われた令和4年度天皇杯全日本バレーボール選手権大会ファイナルラウンド2回戦大分三好対東京GBの試合後の東京GB栗山英之選手(ミドルブロッカー)のコメントをお届けする。

――東京GBとして天皇杯に臨むことについてどう思うか?
栗山:今年で新しいチームでVリーグが始まって、天皇杯はチームとしていろいろな課題もVリーグで出ていたのでそれを克服するためにチーム一丸となって挑んでいます。

――今日は大分三好戦ということで、Vリーグでも順位を争うチームになると思うが、今日3-0で勝ったことについては?
栗山:Vリーグでは三好さんと当たっていないので、まず自分たちのできることをしっかりやって、自分たちがやりたいバレーができた感じです。
しっかりサーブで攻めて崩してコンビを組ませないで単調なバレーにしてブレイクを取るいい形でできました。
それが結果に繋がりました。

――今シーズンの栗山選手は昨シーズンもあったサーブは小田嶋(大貴)選手で途中で交替する形だが、今シーズンの自分の役割についてはどのように考えているか?
栗山:僕はスパイク面で期待をされていると思います。今そこで正直コンビが合っていないのと、うまくいっていないところがあります。
チームとしてもクイックの打数が少なかったり、決定率が低いのは一つの課題です。
両サイドの選手もすごくいいですし、オポジットのラファ(アラウージョラファエル選手)も非常にいいので、それはミドルが機能することによってもっとチームとして強くなると思います。
そこの部分が期待されているのかなと思います。
小田嶋さんが出る形になっていますが、僕としては正直フルで出たいところがあります。
最近サーブでも悪くないです。スパイクでコンビが合わなかったときにそのまま小田嶋さんを使うことができるので今の形になっていると思います。
もっと僕がスパイクを決めたいだとか、ブロックも悪くありません。サーブも最近は少しずつ良くなっています。
個人的にはもっとアピールをしたいと思います。

――フル出場したほうが自分の調子をつかみやすいところはあるか?
栗山:それはありますし、性格的に僕も負けず嫌いです。
途中で代えられるのも悔しいです。スタートで呼ばれないのも悲しいです。
そこはいつか奪い取ってやると思っています。

――合わないと言っていたが、昨シーズンも(セッターの)玉宅(健太郎)選手とはプレーをしていたと思うが?
栗山:技術的な部分も多少ありますが、昨シーズンはそこまで合わなかったという感じはないです。
昨シーズンより僕がテンポを早くしようと変えたりしているのであんまりあっていないのと、肉離れで2か月ぐらいバレーボールをやっていなかったので時期が結構空いていたこともあります。
ミドル(ブロッカー)がひとり一人テンポが違うというのがあって、小田嶋、武藤(鉄也)、今は出ていないですが山田(大悟)、平田(亮介)皆違います。
これを(セッターが)ひとり一人を覚えて試合のラリー中にそれぞれ選択するのが難しいのではないかと思います。
それを(各ミドルブロッカーの選手の)スキルで埋める必要がありますがそれがうまくできていません。
これから少しずつ合わせて天皇杯が終わって(年明けの)Vリーグまで時間があるので合わせようと思います。
チームでクイックが使える状況が作れれば今よりもチームとしてもっともっと強くなると思います。
そこはやっていきたいと思います。

――その状況の中で今日はBクイック(セッターから離れた位置から打つクイック)を打っていたが手応えはあるか?
栗山:徐々にという感じです。単発の練習だとコンビは合いますが、試合のラリー中であると緊張をした中でいかに打つかが大事です。
練習では合ってきているので試合で練習通りどこまでできるかというところです。

写真:黒羽白

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