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ゲームレポート

2022-12-19 19:25 追加

宮浦健人ニサ、スヴァウキをストレートで下し後半戦白星発進! ポーランド1部

ニサ ゲームレポート

Others / 全日本代表 男子

ポーランド男子バレーボールリーグ(プルスリーガ)第16節、宮浦健人所属でリーグ10位のニサは現地時間12月13日(火)にアウェイで同6位のスヴァウキと対戦し、3-0(25-18, 25-23, 25-21)で勝利しました。
宮浦健人はこの試合1, 2セット目にリリーサーバーとして出場し、サービスエースを1つ奪う活躍でチームの勝利に貢献しました。

第1セットスタメン
ニサ
OH:ゲルジョット(ポーランド)、クファソフスキ(ポーランド)
MB:ゼルバ(アルゼンチン)、アブラモヴィッチ(ポーランド)
OP:ベンタラ(チュニジア)
S:ズコウスキ(クロアチア)
L:デムビエツ(ポーランド)/ビニエク(ポーランド)

スヴァウキ
OH:クユンジッチ(セルビア)、ハラバ(ポーランド)
MB:タクヴァム(ノルウェー)、サピンスキ(ポーランド)
OP:フィリピアク(ポーランド)
S:サンチェス(アルゼンチン)
L:チュンキエヴィッチ(ポーランド)

●試合レポート
第1セット、ニサは出だしこそスヴァウキに連続得点を許してしまいますが、MBゼブラのブロックやOHゲルジョットのエースで6-4とすぐ逆転すると、更にMBアブラモヴィッチとOPベンタラにもブロックポイントが出て12-8とリードを広げます。ニサはラリーになりながらもサイドの3人を中心にしっかりサイドアウトを取りリードを保ったまま18-14と終盤に差しかかると、MBアブラモヴィッチがまたしても連続でブロックを決めるなどして21-14とリードを更に広げます。その後もOHゲルジョットがOPフィリピアクをブロックし、更にリリーサーバー宮浦にもダメ押しのサービスエースが出て24-17とセットポイントを握ると、最後はMBゼルバのクイックが決まって25-18でニサがこのセットを危なげなく取ります。

第2セットも序盤からMBゼルバのブロック、OPベンタラのサーブからOHゲルジョットがスパイクを決めるなどして4-1とニサがリードします。スヴァウキもOPフィリピアクがようやく当たりはじめ、彼のスパイクを中心に得点を重ねていき8-8と同点に追いつきますが、ブロック、サーブが上手く機能したニサがジワジワとブレイクを重ね、ニササーブ時のスイッチリベロで入っていたLビニエクの好ディグからOPベンタラがスパイクを決めて18-13と中盤で点差を広げます。その後何度かブレイクを取られつつも大事なところでサイドアタッカーがしっかりサイドアウトを取り24-21とニサがセットポイントを迎えます。そこからOPフィリピアクのスパイク、OHハラバのエースで24-23とスヴァウキが追い上げを見せますが、最後はOHハラバのサーブがミスとなり25-23でこのセットもニサが取ります。

第3セット、スヴァウキがSサンチェスの高速トスをOPフィリピアクがコンスタントに得点にする一方、ニサにアタックのミスが続いて6-8と序盤はスヴァウキリードで試合が進みます。しかしMBアブラモヴィッチの2連続サービスエースなどで12-12とニサが同点に追いつくと、OPベンタラのブロックやスヴァウキの連携ミスで15-13と逆転に成功します。その後ニサはOHゲルジョット、スヴァウキはOPフィリピアクらでサイドアウトを取り合ってニサがマッチポイントを迎えると、最後はMBタクヴァムのクイックがアウトになり25-21でこのセットも取ったニサが3-0でスヴァウキに勝利しました。

MVP:OHミハウ・ゲルジョット(15得点(うちサーブ2、ブロック1)、アタック決定率63%)

宮浦はサービスエースで1得点の活躍でした。

これでニサは通算8勝8敗26得点で暫定5位に浮上。

次節は現地時間12月21日(水)18:30(日本時間翌2:30)から、ホームで同13位のルビンと対戦します。

文:堤敏樹
(『トシキブログ』より。※ブログでは試合の感想なども掲載しています)
写真:PZPL

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