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会見・コメント

2022-12-22 22:08 追加

NEC・古賀紗理那「ワクワクした気持ちで戦えた」、久光・石井優希「失点は最低限なくさないといけない」 皇后杯準決勝会見コメント

皇后杯 準決勝 久光対NEC 会見コメント

SV女子

12月17日に東京体育館(東京都渋谷区)で行われた令和4年度皇后杯全日本バレーボール選手権大会ファイナルラウンド準決勝第1試合久光スプリングス対NECレッドロケッツの試合後の記者会見コメントをお届けする。

久光スプリングス 1(20-25、21-25、29-27、18-25)3 NECレッドロケッツ

■久光スプリングス

●大竹里歩主将

今日の試合は、NECさんは簡単には勝てない相手ということで、しっかり自分たちでサーブを攻めて崩していくというのが今回のテーマだったんですけど、 それがなかなかできずに、向こうのアタッカーの調子を上がらせてしまいました。また、自分たちの攻撃パターンも、なかなか決まらなかったところが後半にあったので、 まずそこをしっかり反省して、年明けのリーグに向けて、チーム全員で考えてやっていきたいと思います。

●石井優希選手

リーグではまだNECさんと戦っていなかったので、今日の試合はどういう展開になるのかわかりませんでしたが、 NECさんのスピードあるバレーに対して、自分たちが準備であったり、ブロックとディフェンスの関係というところを意識して練習や対策をしてきました。でも、実際に対戦してみて、全体的なパフォーマンスとして、NECさんの方が上手だったなと思ったのと、 私個人としては途中でバテてしまったところがありました。攻撃力よりディフェンス固めでやっていく上で、深澤をうまく活かしたかったんですけど、NECさんのサーブがすごく良くて、 失点もしてしまいました。個人としての反省もすごくありますし、チームとして、もっともっと成長していかないといけないと感じた試合でした。

●深澤めぐみ選手

負けてしまって、本当に悔しい気持ちでいっぱいです。今日の試合はNECさんにやられた部分もあったんですけど、自分たちのミスだったり、連続失点でリズムが掴めずに負けてしまったと感じています。そこはしっかり修正してから、年明けのリーグはまた出だしから勢いを出していけるようにしていきたいと思います。

――石井選手に。長年、外国人選手はミドルでしたが、今シーズンはオポジットということで、チームとしてどういう変化があるか、また、それにより個人としても、どういう役割の変化があったのかを教えてください。

石井:まず、昨シーズンまではミドルに外国人選手で、NECさんの速い攻撃に対しても、うまくタッチを取れたり、ラリー中でも外国人選手が切り返して、ワンレッグ(ブロード)などのスピードと幅を持った攻撃をしてきました。それに対して、今シーズンはオポジットということで、ラリー中でもどんどんバックでもライトにトスを集めて打たせる。あとは、ミドルの存在感も活かしつつ、昨シーズンとは全然違う戦略を持って戦ってきていますが、そこはリーグを通して最終的に成長につながっていけばいいかな、と。まだまだ強化が必要だと思います。
私個人としては、やっぱり 20代の若かった時に比べて、勢いやキレなどもなくなってきているので、いかにチームとしての安心材料であるか、安定したプレーをできるかというところをいちばん求められていると思います。点数に現れるプレーよりも、数字に出ない繋ぎであったり、 みんなが安心して全力で戦えるような存在になりたいと思っています。なので、今日の試合は逆に失点する場面がすごく多かったので、 決める決めないとかではなく、失点は最低限なくさないといけないなと感じています。

――深澤選手に。東京体育館で試合するのは春高以来ですが、有観客の東京体育館でプレーをされてどんな印象を受けたのかということと、ご自身の今日のプレーに関して、どういうふうに捉えてるかを教えてください。

深澤:春高は高校2年生と3年生の時に、東京体育館で出場させてもらいましたが、2年とも無観客でした。今日、初めてこの体育館で有観客の試合を経験し、やっぱり応援の力ってすごいなと感じました。また、まだコロナ禍が続いている中、こうして足を運んでくださった方々や、感染対策に気を付けて開催してくださる運営の方などに、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
今日の自分のプレーについては、サーブで狙われることが多かったんですけど、そこで結構崩れてしまって、ミドルなどを使うことができなかったので、そこはしっかり修正していきたいです。また、自分のブロックについても、自分のところから攻められて点数を取られることが多かったので、 反省点としてしっかり修正していきたいと思います。

――3選手に。今回で皇后杯の連覇は逃しましたが、Vリーグではまだ連覇の可能性が残っています。そこに向けて、今日の試合からリーグの試合に繋げたいと思えるポジティブな要素がありましたら教えてください。

大竹:今回の大会も連覇を目指して入ってきたので、今日の試合を終えて、リーグでNECさんと当たる前に対戦できたことはプラスな要素だと思います。チームとしても、3セット目の競った場面で取り切れたことだったり、まだまだ連続失点が多いんですけど、2段になっても、ハイセットを深澤や外国人のリセが決め切ったりしているので、私たちミドルもしっかりクイックで点数を取ることをこれからのシーズンでやっていきたいです。そういうところをしっかり反省し、いいところをチームで共有しながら、次の年明けのリーグからやっていきたいと思います。

石井:まず、NECの古賀選手から学ぶプレーがたくさんあったと思います。彼女はやっぱり日本のエースであって、みんなが真似するべきところもあると思うので、研究しながら、私たちもしっかり吸収して、また、年が明けたらリーグに臨みたいです。また、私たちとしても長岡(望悠)の体の状態というか、パフォーマンスもすごくいいので、今日は出場がなかったですけど、 長岡がオポジットに入ることによって、今日とはまた違うバレーのスピードであったり、違う展開になると思うので、いろんなパターンというか、誰が入っても強いなとか、 選手層が厚いなと思っていただけるようなプレーができるように、 日々の練習からもう1回積み重ねて頑張りたいと思います。

深澤:今日の試合の中でいいところもありましたし、悪いところもあったと思うんですけど、いいところはしっかり自分たちの強みにして磨いていけるようにするのと、逆に悪かったところは課題として、しっかり受け止めて、 自分たちが克服して成長するチャンスだと思うので、悪いところもネガティブにならずに、ポジティブになって、修正していけたらいいなと思います。

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