全日本バレー、Vリーグ、大学バレー、高校バレーの最新情報をお届けするバレーボールWebマガジン|バレーボールマガジン


バレーボールマガジン>トピックス>春高バレー、女子は古川学園(宮城)が23年ぶり4回目の優勝。最優秀選手賞にタピア・アロンドラ

トピックス

2023-01-09 17:57 追加

春高バレー、女子は古川学園(宮城)が23年ぶり4回目の優勝。最優秀選手賞にタピア・アロンドラ

春高バレー 女子決勝の結果

高校バレー 女子

ジャパネット杯春の高校バレー 第75回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)は8日、東京体育館にて男女の決勝戦を行った。

【女子決勝】
古川学園(宮城) 3(25-19、22-25、23-25、25-17、15-6)2 誠英(山口)

女子決勝は誠英(山口)と古川学園(宮城)が対戦。男子同様、どちらも優勝経験のある伝統校同士の対戦で、これも男子と同じくフルセットの熱戦となった。

ドミニカ共和国からの留学生で196cmのミドルブロッカー、タピア・アロンドラや2年生から主将を務めるセッターの熊谷仁依奈(ともに3年)など昨年準優勝した時のメンバーが残る古川学園とノーシードから勝ち上がってきた誠英。経験値で上回る古川学園が第1セットを25-19で先取するが、第2、第3セットは誠英が25-22、25-23で連取した。この2セットについて誠英の田淵正美監督は「タピア選手へのマークを外し、阿部(明音)、南舘(絢華)両選手にブロックのターゲットを絞る作戦が機能した」と振り返る。

しかし、ここからは古川学園が自分たちのバレーを取り戻し、第4・第5セットを25-17、15-6で連取。23年ぶり4回目の優勝を果たした。過去3回の優勝は校名が「古川商業」時代のものであり、現在の校名になってからは初めての優勝となった。古川学園の岡崎典生監督は「落としたセットの時はセッターの熊谷が勝ち急ぎ、本来のコンビバレーができず、タピアにトスが偏っていたが、立て直すことができた。インターハイ(金蘭会にストレートで敗れ、準優勝)の時よりエース以外の選手たちの気持ちが成長した」と話した。

誠英の田淵監督にとって古川学園はかつてコーチとして在籍していた古巣で、岡崎監督は日本体育大学の先輩でもあり、教員や指導者としての先輩でもあるという間柄。試合後、両監督はしっかりと抱き合った。田淵監督は「ちょっと恥ずかしかったですね」と照れながらその抱擁について振り返った。岡崎監督は「25年ほど前は一緒に古川学園でコーチをしていた。この決勝の舞台での対戦が実現できて嬉しい」と語った。

なお、最優秀選手賞にはタピアが選出された。タピアは「卒業後は日本の大学(大学名非公表)に進学し、体育教員の免許取得を目指しつつ、ドミニカ共和国代表としてもプレーしたい」と話した。熊谷と阿部も同じ大学に進学予定だそうで、「大学でも会えるから楽しみにしている」と笑顔を見せた。

最終順位、個人賞は以下の通り。

【最終順位】
優勝:古川学園(宮城)
準優勝:誠英(山口)
3位:金蘭会(大阪)、熊本信愛女学院(熊本)

【個人賞など】
●最優秀選手賞:タピア・アロンドラ(古川学園3年)
●優秀選手賞
タピア・アロンドラ(古川学園3年)
阿部明音(古川学園3年)
北窓絢音(誠英3年)
岩城遥南(誠英3年)
原嶋睦夢(熊本信愛女学院3年)
德本歩未香(金蘭会3年)
●ベストリベロ賞:北島瑠渚(古川学園2年)
●勝利監督賞:岡崎典生(古川学園)
●ベストスマイル賞(笑顔で試合を楽しんだチームに贈られる):誠英(山口)

写真:坂本清

>> トピックスのページ一覧へ戻る

同じカテゴリの最近の記事