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会見・コメント

2023-02-08 07:00 追加

東レ・富田将馬「調子が上がらない中チームの皆が信じてくれたからこそ第4セットの最後からいつものプレーが戻ってきた」V1男子会見

V1男子 東レ会見

V1リーグ 男子

2月5日に三島市民体育館(静岡県)で行われたバレーボールV1男子、東レvsサントリーの試合後会見コメントのうち東レ分をお届けする。

■東レアローズ
●パダルクリスティアン選手(オポジット)

凄くいい試合でした。勝てたことに満足していますし、ファンにとってもエンタテイメントという意味で良いものになったと思います。
●峯村雄大主将(リベロ)

勝てたことは自信に繋がったと思います。ただ、修正するべきとしてはあると思うので繋ぎの部分の精度を上げていかないとクリス(パダルクリスティアン)にいいトス(セット)を打ち切ってもらうことができていません。
そういったところで最後のところで(点を)取れないところがありました。
もっと細かいところを修正して(再来週の)東京GBとの試合に臨みたいと思います。
●髙橋健太郎選手(ミドルブロッカー)

本当に今日勝てて良かったと思います。得点能力があるクリスという選手がいる中でほかの選手がどれだけミスをせずにバレーボールを頭を使ってできるかということをやっていければ次の試合連勝できるのではないかと思います。

――峯村主将に。年明けからリベロでプレーをしているがシーズン前からのプランだったのか?
峯村:アキレス腱の怪我があったので(2022年1月にアキレス腱を断裂)リベロでの起用も考えていると最初から言われていました。
リーグ中に「言っていた通りリベロで行くから」という指示がありました。

――今現在(自チームがサーブ権を持った時に入る)リベロとしてどのような役割で入っているか?
峯村:ディグを上げるのは役割としてありますがそれよりも声掛け、チームの雰囲気を頼むという風に言われています。
そちらの面の役割を重視してやっています。

――主将としてどのようにチームをまとめようとしているか?
峯村:まずはひとり一人の役割をきちんと理解して、それに対して皆で共通認識を持ち、役割をはっきりさせればいいところダメなところが見えてきます。
そういうところを整理してやっていくのが一つです。

――髙橋選手に。今シーズン前半に比べてバリエーションが増え、アタック本数が増えているように見えるが。
髙橋:グレート酒井(酒井啓輔選手)のトスがいいからです。彼に聞いて下さい。

――上がってきたセットを打つという意識か?
髙橋:はい。セッター(酒井選手)がめちゃめちゃいいので。
いいところでいいチョイスをしてくれます。

――今日の試合途中でフラストレーションがたまっているように見えたが?
髙橋:サーブミスが多く(21本/5セット)なかなかブロックをするシチュエーションがありませんでした。
またAパスを返されたときに(相手のセッター)大宅 (真樹)に第2セットパイプ(バックセンターのアタック)をやられまくってしまいました。
僕的にもデータを見て考えて(相手が)Aクイック、パイプを出し引きしているだろうと思っていたのですが連続してやられてその中で(心が)パンクしそうになり「わからないや」となりました。
また、ムセルスキー選手にフィジカルで上をいかれて思い切り上から打たれました。
止めたいボール止められずフラストレーションがたまっていました。
(第4セット終盤の)富田(将馬)の2連続サービスエースでセットを取り(2-2に追いつき)これは勝たないといけないだろうというところで、ブロックで手を前に出してというアドバイスもあり割り切りながらやりました。
Aパスを返されてコンビを組まれると(ブロックで)触りに行くのが精一杯です。
そのタッチをしたボールを拾えない、ディグが上がっていませんでした。
サントリーさんにいいアタッカーが揃っているので難しかった面があります。
その中でチームで我慢して勝てたのは良かったです。

――サントリーに対してブロックでストレスを与えているように見えたが?もう少しできた面などがあれば。
髙橋:小野(遥輝)くんは要所で使ってくると思います。
それに対してリード(ブロック)対応でタッチを取ってあとはサイドをきちんとマークすることができたらもう少しサントリーも難しいシチュエーションが増え、あそこまでクイック、パイプでやられることはなかったと思います。
こちらのスパイクもムセルスキー選手が後衛にいるときには結構コミット(ブロック)で対応してきていたので、安易にシャットを食らったりだとかそういうところをなくしていければ今後もう少し東レのミドルの幅が広がると思います。

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