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会見・コメント

2023-02-08 07:00 追加

東レ・富田将馬「調子が上がらない中チームの皆が信じてくれたからこそ第4セットの最後からいつものプレーが戻ってきた」V1男子会見

V1リーグ 男子

●富田将馬選手(アウトサイドヒッター)

VOMのインタビューでも言いましたが、第3セットまで調子が上がらない中チームの皆が信じてくれたからこそ第4セットの最後からいつものプレーが戻ってきたと思います。
そこはチームに感謝したいと思います。
●小澤宙輝選手(アウトサイドヒッター)

第1セットはこちらのサーブとブロックが機能して相手もミスを吐き出してくれていていい展開で(セットを)取ることができました。
第2、3セットで相手のサーブの調子が上がってきたり、こちらのブロックが機能しなくなってサーブで崩されてブロックでいいタッチを取られて向こうに切り返される形になりました。
逆にこちらのサーブが効果が出ず向こうのいい形で取られたと思っています。
第4セットから自分に代わって米山(裕太)さんが入ってディフェンスの方が安定してそこから自分のいい形、いい攻撃ができ第4、5セットを勝ち切ることができたと思います。
●西本圭吾選手(ミドルブロッカー)

ホームゲームである以上は僕たちが勝たないといけない中昨日落として(負けて)しまいました。
相手は個々で戦うチームで僕たちはチームで戦うスタイルでしたが昨日は個人個人で戦っている場面が多かったです。
そこを振り返ってチーム一丸で戦おうと再確認しました。
今日は将馬さん、ヨネさん(米山選手)を中心にチームがまとまれて攻撃面ではクリスが頑張ってくれました。
チームで勝てたのはすごい大きかったです。
ホームゲームで1勝1敗で終えることができ仕事を一つクリアできました。
李(博)さんがユニフォームを着て(15勝目(李選手の背番号は15)の記念写真で中心に写るために)スタンバってくれていました。
ホームゲームで李さんとの記念写真を取ろうと思っていたので、いろいろ目標をクリアできたのはチームが成長できたという面でよかったです。

――富田選手に。第4セットの24、25点目のサービスエースの場面では何が降臨してきたか?
富田:何が降りてきたかわかりません(笑)
攻める気持ちをもってサーブを打ったことが結果に繋がりました。

――前日1点取れず(最終セット33ー35で)敗戦したという悔しさがあったか?
富田:そうですね。前日ああいう風に負けてしまって、自分のサーブミスも多く、その分を取り返さないといけないなと思い気持ちを込めて打ちました。

――レシーブ(ディグ)について前半、後半で全く違い、後半の方が格段に良く見えたがどこを修正したか?
富田:西本が言ったようにチームでブロックはこう跳んでディグはこういうシフトを引いてということが「嵌った」のが第4セットの後半からです。
そこは自分が(ディグ)を上げていますけれども自分が上げたからということではなくブロックが良かったので自分がそこに入れた感じです。

――(ディグを上げたのは)気持ちよかったか?
富田:そうですね。もちろん気持ち良かったです。

――第4セットの24点目は対角線にサーブを入れていたが、25点目ストレートに打ったのは狙ったのか?
富田:結果ああなりました。とりあえずトスをしっかりして打つことだけを考えてコースは特に狙わずにやりました。
結果24点目は藤中(颯志)選手のクロス側の方に行って、その次がストレートに行ったという結果です。

――米山選手が入って変わったところは?
富田:サーブレシーブ(レセプション)について3人均等になって自分の守る範囲は自分でというところがはっきりしました。
また、ヨネさんの声掛けはチームを安心させるなというところがあります。自分にとっては学ばないといけないなと思いました。

――昨シーズンの後半のように今日はサーブ、スパイクを打つ時に「おりやぁー」など叫んでいたが変えた部分はあるのか?
富田:篠田(歩)監督からそういう風に言った方がいいんじゃないかというのを受けて今週それをずっと意識をして実践していました。
気持ちを乗せるという意味で声を出した方がいいかなと自分も思いました。

――小澤選手に。途中交代になりベンチではどのような心境だったか?
小澤:悔しかったですがチームがいい感じに回って勝てたので良かったです。

――西本選手に。昨日は個人で戦ってしまったと言っていたが、個の相手チームに対して個対個、チーム対個で戦うときの違いをどのように感じているか?
西本:僕たちは若い(メンバーが多い)ので、個人個人で勝負をして点を取りたいという欲が出ます。
そういう時にミスが出ても目が合わないというのが僕たちのウィークポイントというかチームで戦えていないときの共通点です。
そこを将馬さんと話して協力をして1点を取れた中にも過程があり、トスを上げてくれる、ブロックをする人がいて欲張らず(アタックを止めずに)抜かすところを考えて得点を取れたというときはチームで戦えています。
コミュニケーションを取れているときはどのチームも充実していると思いますが僕らも一緒です。
お互いが話せているときはチームで戦えているというところがあります。そこが大きく違う点です。

――試合前のキッズエスコートでの入場で、写真を撮る際に子供の背に合わせて屈んで寄り添っていたがお金のかからないファンサービスだと思ったが?
西本:僕らアスリートというのは子供たちに夢を与える、カッコいいなと思われることも一つ(の役割)だと思います。
ファンがあってプレーをさせてもらっている面があります。
僕がVリーガーになって絶対大切にしたいなと思った点です。
キッズエスコートは子供たちにいい体験をさせるという僕たちの仕事の一つです。
そこは大切にしていきたいことで、意識をして重要視をしています。

――サントリーのミドルに対してブロックでプレッシャーをかけれたように見えたが?狙い、手応えは?
西本:大宅さんが真ん中の攻撃を使いたいタイプで、最終的にはムセルスキー選手に集めるのですがそこの見極めが重要だと思っています。
なおかつ、彭(世坤)選手は世界クラスの高さで自分にとってはプラスになる経験だと思っています。そういう気持ちで挑んでいます。
今後もあり細かいことは言えませんがプランとしてはテンポよく切りたいところであれば真ん中を使ってきますし、僕の身長(189cmでミドルブロッカーとしては高くない)もあるので、僕を狙ってくるということは考えながらやっていました。

――得点を決めた時のパフォーマンスに惹きつけられるが。自然に出る感じか?
西本:地の利ではありませんがホームゲームなので、ファンを味方つけて戦うことによってサントリーさんにプレッシャーがかかると思います。
そこは僕がやれる武器でもあるので会場を巻き込んでチーム一丸というのは僕たちのチームだけではなくファンの方もそうだと思うので、巻き込んで戦うのは強みです。
そこは意識しています。

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