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ゲームレポート

2023-04-25 06:00 追加

髙橋藍パドヴァがモンツァ0-3で敗れて5位決定戦は1勝2敗に イタリア1部

パドヴァ ゲームレポート

Others / 全日本代表 男子

イタリア男子バレーボールリーグセリエA5位決定戦、髙橋藍所属のパドヴァは現地時間4月22日(土)にアウェイでモンツァと対戦し、0-3(21-25, 21-25, 22-25)で敗れました。

髙橋はスタメンで出場してチーム最多タイ9得点の活躍でした。

第1セットスタメン
パドヴァ
OH:髙橋(日本)、デスメット(ベルギー)
MB:カネッラ(イタリア)、クロサート(イタリア)
OP:グッツォ(イタリア)
S:ゾッペラーリ(イタリア)
L:ツェンガー(ドイツ)

モンツァ
OH:マー(カナダ)、ダヴィスキバ(ベラルーシ)
MB:ガラッシ(イタリア)、ベレッタ(イタリア)
OP:シュワーツ(カナダ)
S:フェルナンド(ブラジル)
L:フェデリチ(イタリア)

●試合レポート
第1セット、序盤はパドヴァが髙橋、モンツァはシュワーツを中心に得点を重ねて9-9と競ったまま試合が進みます。しかしマーのスパイクやベレッタのブロックなどでブレイクを重ねて10-14とモンツァがリードします。終盤にカネッラのスパイクやグッツォのブロックなどで20-22とパドヴァが点差を縮めますが、最後はベレッタのスパイクが決まって21-25でこのセットをモンツァが取ります。

第2セット、パドヴァが序盤からデスメットのスパイクなどで得点するもサーブミスが続いてブレイクを奪えず9-9と競った展開が続きます。しかしガラッシのサービスエースやマーのアタックで9-13とモンツァが抜け出すと、さらにダヴィスキバのアタックやシュワーツのブロックなどでモンツァが連続得点を重ねて14-21と点差を広げます。終盤に途中出場のガルディーニ(OH、イタリア)のブロックなどでパドヴァが20-23と点差を縮めますが、最後はそのガルディーニのサーブがミスとなり、21-25でこのセットをモンツァが取ります。

第3セット、序盤はこのセットからスタート起用のアスパルホフ(OP、ブルガリア)のスパイクやヴォルパト(MB、イタリア)の連続サービスエースなどで5-2とパドヴァがリードします。その後同じくこのセットからスタート起用のグロゼル(OP、ドイツ)のスパイクなどでモンツァが10-10と同点に追いつくと、そこからはお互いにブレイクをとりつつも点差が広がらずに競ったまま18-18と試合が進みます。しかしそこからマーのスパイクなどで18-21とモンツァが抜け出すと、そのまま最後はベレッタのブロックが決まって22-25でモンツァがこのセットを取ります。

結果、パドヴァが0-3でモンツァに敗れました。

MVP:OP:アーサー・シュワーツ(13得点(うちブロック3)、アタック決定率63%)

髙橋藍はチーム最多タイの9得点、アタック決定率50%、サーブレシーブ成功率63%の活躍でした。

これでパドヴァは5位決定戦の成績を通算1勝2敗2ポイントとし、暫定5チーム中4位となりました(4位以上がトーナメント進出)。

次は現地時間4月30日(日)18:00(日本時間翌1:00)からアウェイでモンツァと対戦します。

文:堤敏樹(『トシキのバレログ』より)
写真:Lega Pallovolo Serie A

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