バレーボールV1女子のヴィクトリーナ姫路は28日、2022-23シーズンをもって退団する選手を発表した。大元朱菜、セレステ・プラク、長野有紗、花井萌里、堀込奈央、宮地佳乃、吉岡可奈、孫田菜奈、清水茜里、清田萌、吉﨑ひなの11選手。孫田選手と清水選手はコメントの中で現役引退を発表している。

　退団する11選手のコメントは以下の通り（チーム公式サイトより）。

●大元朱菜選手（2018年入団。松蔭高→天理大／MB）
いつも応援ありがとうございます。今シーズンを持ってヴィクトリーナ姫路を退団する事になりました。ヴィクトリーナ姫路に在籍した5年間は私にとってかけがえのない宝物です。地域リーグからはじまり、Vリーグ参入、V2リーグ優勝、V1昇格、そして入れ替え戦など様々な経験をさせてもらい、嬉しかった事も悔しかった事も沢山ありました。全ての経験が私にとって大切な成長の糧となっています！
個性豊かな仲間達と切磋琢磨して１つの目標に向かって頑張りました。そして今まで私を応援してくれた家族、友人、ファンの方々の励ましの言葉が本当に私の頑張る源でした。感謝してもしきれません。
私のバレーボールに対しての情熱は今も燃え続けてます！新たな場所でも私らしくポジティブに頑張っていきたいと思います！応援して頂けると嬉しいです！
これまで沢山のご支援ご声援ありがとうございました！これからも是非ヴィクトリーナ姫路の応援よろしくお願いします！

●セレステ・プラク選手（2021－22、2022-23シーズンの外国籍選手として入団／OH）
2年間という短い在籍期間でしたが、日本、ヴィクトリーナ姫路ファンはとても優しく温かい応援をくださり感謝します。とくにホームゲームの応援が印象的でした。プロフェッショナルな演出でそれに合わせたハリセンによる応援やピンク色の統一感などワクワクしながら試合ができました。しかし、その応援に応える勝利数、順位にはなりませんでした。とても残念です。私はこの2年間のことをずっと忘れません。この素晴らしい日本が、ヴィクトリーナがこれからも大好きです。ありがとうございました。

●長野有紗選手（2018年入団。横浜隼人高→松蔭大／MB）
日頃より温かいご声援ありがとうございます。この度、ヴィクトリーナ姫路を退団することになりました。
入団して4年間、チームも個人的にも思うような結果が出せず苦しいことが沢山ありました。そんな辛い中でも、チームメイトやスタッフの方々、どんな状況でも変わらず応援して下さったファンの皆様のおかげでめげずに乗り越えることができました。
バレーを通じて沢山の素敵な出会いがありました。関わって下さった皆様に改めて感謝いたします。ありがとうございました。
これからもヴィクトリーナ姫路と長野有紗の応援をよろしくお願いいたします。

●花井萌里選手（2019年入団。共栄学園高→日本体大／L）
今シーズン沢山のご声援ありがとうございました。今シーズン応援して下さる皆様に勝利をお届け出来ず本当に悔しい気持ちで一杯です。3年間という短い間でしたがヴィクトリーナ姫路は凄く沢山の方に愛されているチームだと実感しています。支えて下さる多くの方々のおかげでここまでやってこれました。感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。私自身強くなりたいと思い自分を信じて挑戦する事に決めました。自分らしく全力でこれからも頑張りたいと思います。

●堀込奈央選手（2018年入団。金蘭会高→龍谷大／L）
いつもたくさんの応援ありがとうございます。この度、2022-23シーズンを以て退団させていただくことになりました。
この4年間、辛いことも苦しいことも悔しいことも楽しいことも嬉しいことも全て経験してきました。そのような経験が出来たのも、このチームを支えてくださるスポンサー様や後援会の皆様、ファンの方々、家族、今まで共に戦ってきたチームメイトのおかげです。本当に感謝しております。これらの想いを忘れず、自分のこれからの人生に活かしていきたいと思います。そして、今後もヴィクトリーナ姫路を応援していただけると嬉しく思います。ありがとうございました。

●宮地佳乃選手（2020年入団。下北沢成徳高／OH）
いつもたくさんの応援ありがとうございます。この度、ヴィクトリーナ姫路を退団することになりました。ここで過ごした3年間でプロバレーボール選手として様々なことを学び、勝負の厳しさ、結果が出ない事への悔しさ、チームの先輩たちと共に戦っていく楽しさを経験することができました。そして、ファンの方々の応援に何度も背中を押されて前を向いて頑張り続けることができました。これからもバレーボール選手としても人としても成長し続けられるように頑張っていきたいと思います。今後もヴィクトリーナ姫路の応援をよろしくお願いします。

●吉岡可奈選手（2018年入団。下北沢成徳高→青山学院大／MB）
この度、ヴィクトリーナ姫路を退団することになりました。スポンサー様並びに後援会の皆様、支えてくださりありがとうございました。
ヴィクトリーナに入団して5年、様々な経験をさせて頂きこれからの人生において大切なものを学ばせて頂きました。振り返ると、ファンの方々がいつもそばで支えてくださりとても幸せなことだったなと改めて感じています。最後までコートに立った姿を見せることができず申し訳けない気持ちでいっぱいですが、また皆様に良い報告ができるよう、私らしく頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。

●孫田菜奈選手（2019年入団。慶進高→福岡大／OH）
日頃よりたくさんのご声援ありがとうございます。
今シーズンをもちましてヴィクトリーナ姫路を退団し現役選手の引退を決めました。
この3年間プロ選手としてバレーボールと向き合い続けることができるこの環境で、バレーボールができたことは本当に幸せなことでした。毎日充実した日々を送ることができました。なかなか結果を出すことはできませんでしたが、この3年間どんな時でも熱い声援を送って下さったファンの方々、スポンサー後援会の皆様には本当に感謝しかありません。ありがとうございました。
これからもヴィクトリーナ姫路に沢山のご声援よろしくお願いします。

●清水茜里選手（2019年入団。名古屋商高→愛知学院大／OH）
いつもヴィクトリーナ姫路へのご声援ありがとうございます。
今シーズンをもちましてヴィクトリーナ姫路を退団するとともに、現役選手を引退することを決断いたしました。学生時代にずっと憧れていた世界でバレーボールに打ち込むことができた時間はとても幸せで私にとってとても充実した3年間でした。プロ選手として大好きなバレーボールに毎日向き合うことでプ口の世界の厳しさや壁の高さを痛感することもありましたがその過程の全てが私の成長に必要不可欠だったと今では思っています。
ヴィクトリーナ姫路にはとても温かいファンの方が多く何度も私の背中を押していただきました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
これからもヴィクトリーナ姫路にたくさんの温かいご声援よろしくお願いします。

●清田萌選手（2020年入団。文京学院大高／S）
日頃よりたくさんのご声援ありがとうございます。今シーズンをもって、ヴィクトリーナ姫路を退団することになりました。
高校を卒業してすぐ、ちょうどコロナ禍が始まった頃にこのチームに入団しました。バレーボールの技術力も経験値も低く何も持っていない私に、忙しい時間を縫って練習をつけてくれたスタッフや、バレーの事もそれ以外の事も丁寧に教えてくれた先輩方のおかげで、なんとか走り切ることができました。他ではできない経験をたくさん積ませていただけたことに感謝しています。
そして、いつもチームを支えてくださっているスポンサー様、後援会様、ファンの皆様には、結果で感謝の気持ちをお伝えできなかったことを申し訳なく思います。ですが、どんな時でも強く温かく背中を押して、私たちと一緒に戦ってくださり本当にありがとうございました。
まだまだ人としても、バレーボール選手としても成長していきたいと思っています。またどこかで見かけた時、心の片隅ででも応援していただけたらすごく嬉しいです。
3年間、お世話になりました。ありがとうございました。

●吉﨑ひな選手（2022年入団。鹿児島女高→鹿児島銀行〈9人制〉／OH）
日頃からヴィクトリーナ姫路を応援していただきありがとうございます。
高校生を最後に6人制バレーは1度引退しましたが、5年間の9人制バレーを経験した後、改めてプロ選手として6人制バレーに挑戦するという貴重な経験をさせていただきました。
ヴィクトリーナ姫路では、結果を残すことは出来ませんでしたが、色々なポジションをさせていただき、新鮮な気持ちでバレーボールをすることができました。
プロ選手としては1シーズンという短い期間でしたが、現役生活16年目でスポンサー、後援会、地域の方々からのご支援をいただける環境、ファンの方々から愛されるチームでバレーボールができたことは本当に幸せでした。
また、ここまでバレーボールを続けることが出来たのも色々な方々の支えがあったからだと痛感しています。今まで本当に応援ありがとうございました。今後とも、ヴィクトリーナ姫路に温かいご声援よろしくお願いいたします。

写真：堀江丈、黒羽白