一般社団法人日本バレーボールリーグ機構（Vリーグ機構）は12日、同機構の主催大会である「2023V・サマーリーグ女子大会」の開催概要を発表した。

　この大会は若手選手の強化育成を主な目的として、1981年以降毎年開催されており、今年で42回目となる。今年はV.LEAGUE（新規参入チームを含む）の26チームと大学選抜2チームが参加し、東西に分かれてリーグ戦を行い、東部大会、西部大会各14チームの対戦の結果によって、それぞれの優勝チームを決定する。2023-24 V.LEAGUE新規参入予定のアルテミス北海道は東部大会、同じく倉敷アブレイズ、カノアラウレアーズ福岡は西部大会に初出場する。
　なお、全試合をV.TVイージースポーツで配信を予定。チケット情報、組み合わせ等の詳細は、決まり次第、同機構公式サイトにて順次発表する。

■開催概要
【西部大会】
開催日：2023年6月30日（金）～ 7月2日（日）
会場：滋賀ダイハツアリーナ（〒520-2164 滋賀県大津市上田上中野町779番地）
主催：一般社団法人日本バレーボールリーグ機構
共催：公益財団法人日本バレーボール協会
主管：2023 V・サマーリーグ実行委員会、滋賀県バレーボール協会

【東部大会】
開催日：2023年7月7日（金）～ 7月9日（日）
会場：松本市総合体育館（〒390-0801 松本市美須々5-1）
主催：一般社団法人日本バレーボールリーグ機構
共催：公益財団法人日本バレーボール協会
主管：2023 V・サマーリーグ実行委員会、一般財団法人長野県バレーボール協会

■出場チーム
●西部大会：全14チーム
東レアローズ、久光スプリングス、 JTマーヴェラス、デンソーエアリービーズ、トヨタ車体クインシーズ、岡山シーガルズ、ヴィクトリーナ姫路、JAぎふリオレーナ、フォレストリーヴズ熊本、大野石油広島オイラーズ、ヴィアティン三重、倉敷アブレイズ、カノアラウレアーズ福岡、大学選抜

●東部大会：全14チーム
NECレッドロケッツ、埼玉上尾メディックス、日立Astemoリヴァーレ、PFUブルーキャッツ、KUROBEアクアフェアリーズ、プレステージ・インターナショナルアランマーレ、群馬銀行グリーンウイングス、ルートインホテルズブリリアントアリーズ、ブレス浜松、リガーレ仙台、GSS東京サンビームズ、千葉エンゼルクロス、アルテミス北海道、大学選抜

■選手コメント
●西部大会：JTマーヴェラス　西川有喜選手　（昨シーズンの同大会での最優秀選手賞受賞）

昨年のサマーリーグ、私たちＪＴマーヴェラスは新チームとして初めて挑む公式戦で、あまり準備をする時間もなかったのですが、試合を通して、自分たちがやりたいバレーを完成させていくことができたんじゃないかと思います。少ない人数で臨んだので、一人ひとりの役割がとても重要でしたが、コミュニケーションを多くとることを心掛けて、試合を重ねるごとに成長することができました。サマーリーグでは、チーム所属歴の浅い選手が中心となってＶリーグとは違った雰囲気をお見せできる機会だと思います。私たちのフレッシュな姿やパワー溢れるプレーなどで、夏の暑さを吹き飛ばすことができると嬉しいです！　選手と共に大会を盛り上げてください！

●東部大会：PFUブルーキャッツ　バルデス・メリーサ選手（昨シーズンの同大会での最優秀選手賞受賞）

私にとって3回目のサマーリーグとなります。チームが勝つために、できる限りベストを尽くしたいと思っています。2023-24シーズン、最初の公式戦です。新しいブルーキャッツの戦いぶりを楽しみにしていてください！

写真：堀江丈、坂本清