2023-05-20 17:57 追加
男子代表が中国に3-1勝利でブラン監督の誕生日を飾る 宮浦健人「ポーランドでの経験が活かせたと思います」小川智大「久しぶりのスタメンでしたがすごく良くも悪くもなく。それなりの手応えはあった」
中国親善試合の結果
全日本代表 男子
バレーボール男子日本代表は20日、富山県西部体育センターで中国代表との親善試合を行い、3-1で勝利した。
本日20日はブラン監督の誕生日で、試合後にバースデーケーキで勝利を祝った。
スターティングメンバーは前日と異なり、髙橋健太郎(MB)と小川智大(リベロ)が起用された。
スターティングメンバーは以下の通り。
西田有志、小野寺太志、高梨健太、関田誠大、髙橋健太郎、甲斐優斗、リベロ小川智大
本日は勝っても負けても5セットではなく、通常の3セット先取チームが勝つ5セットマッチだった。
4セット目からスタメンを変えて、深津旭弘、大塚達宣、山内晶大、髙橋健太郎、富田将馬、西山大翔、リベロ山本智大
試合後の記者会見では宮浦健人と小川智大が出席。
宮浦は本日は2枚替えが1度あったのみでほとんど出場機会がなかったが、前日の活躍について、昨シーズンポーランドリーグで得られた収穫が実ったと振り返った。
出場機会はそれほどなかったものの、練習から高いブロックなどになれ、ジャンプ力も上がったという。リーグ初期は宮浦のブロックの上から打ち込まれたこともあったが、強度の高いトレーニングをこなし、ジャンプ力をあげた。
ブラン監督はリーグ初期にポーランドを訪れたが、その時から最終戦まで非常に大きく成長したと評価。代表に合流してからもリーグ最終戦での宮浦の活躍はブラフではなかったと感じたという。
昨日西田が「オポジットには宮浦さんも爆発しているし、西山選手もすごくいい。切磋琢磨して相乗効果がある」と言っていたが、宮浦も「オポジットはそれだけ厳しい戦いになると思う。今年は大切な年ですが、意識しすぎることなく自分ができることを100%やりたい」と意気込んだ。
小川は「代表では久しぶりのスタート起用で、すごくよかったわけでもすごく悪かったわけでもない。でも誰もがそうだと思いますが、ポジションをとってチームに貢献したい」と語った。
ブラン監督は「中国は昨日より強く、昨日とは全く違った試合となった」と振り返った。
ミドルブロッカーについて、「髙橋も今日とてもよかった。彼の弱点はサーブ。彼と話し合ってフローターにしたが、今日はそのフローターが効果的だった。髙橋はブロックが固く、小野寺はブロックとサーブがいい。山内も攻撃だけでなくディフェンスも成長してきた。我々は3人の強いミドルブロッカーを持っている。また村山も違う武器を持つミドル。ラリーは怪我をして今リハビリ中。麻野をA代表に呼べなかったことが非常に残念」とコメントした。
本日途中から出場し、マッチポイントでサービスエースを決めた西山について問われ、「パナソニックで途中起用されて高さがあるのは知っていた。彼にはもっとたくさん経験を積ませる必要があるので、B代表で活動してもらう」とのこと。
写真:北野正樹
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