2023-06-10 17:58 追加
高梨健太の体調不良により急遽招聘の大塚達宣「どんな状況であっても自分に与えられた役割を把握し、それを遂行するだけ」
大塚達宣コメント
全日本代表 男子
バレーボール男子日本代表の今年度初の公式戦であるネーションズリーグが愛知県名古屋市のガイシホールで行われている。アウトサイドヒッターの高梨健太が体調不良により外れ、B代表の大塚達宣が急遽招集された。セルビア戦後にコメントをきいた。(写真はB代表でのもの)
――(高梨選手の体調不良という)思いがけない理由でA代表に上がってきたと思うんですけど、B代表で取材せていただいたときにも、いつA代表に呼ばれてもいいように常に準備している、そのために努力していると仰ってましたが。
大塚:おっしゃるように、いつでもA代表に上がれるように準備をしてきました。早く上がりたいという気持ちもありました。B代表でもいい環境で練習ができていましたし、親善試合もあったので、途中で呼ばれたからといっても不安はありません。もちろん去年までの対応の仕方とは違うというか、途中から入ることもあったんで、まあまずいちばんは、思い切って自分らしくやろうっていうことです。自分がこのチームでの存在価値を見極めて、チームに貢献していけたらと思います。
――そのご自身の役割とは。
大塚:自分はさまざまなシチュエーションの中でも、自分に与えられた役割をきちんと果たすことができる選手が目標なので。こういったアクシデント的な選出でもありますし、どんな場面で自分が起用されることになるかはわかりませんが、どんなときでもそのときそのときに自分に求められる役割をしっかりと把握し、それを遂行したい。
それは毎年毎年どこでも言ってることなんですけど、そこら辺は明確になってると思うんで、あとは、もう自分のスタイルをしっかり出して、それでチームに貢献できたらなっていう風に思っています。それだけ考えていますね。
――今日を含めて3連戦。OQTも後半に3連戦があります。ブランさんはその試金石にしたいと。あと2日どう臨みますか。
大塚:今日も含めてすごく大事なラウンド。もちろんどのラウンドもだいじですが、日本の皆さんの前でプレーできることや、OQTで対戦する相手、ランキングのことを考えても絶対に落とせない。3連戦ということで、全く同じ選手だけで戦うことも難しいでしょうし、そこは自分だけのことではなく、チーム全体のことを考えて、チームの勝利に少しでも貢献できたらと思います。
大塚選手には、B代表主将の柳田将洋からSNSで「頑張れ達宣!」と激励が寄せられている。
取材:中西美雁
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