2023-07-06 06:00 追加
ユニバ代表・佐藤淑乃「サマーリーグ優勝の経験をユニバ本大会に活かしたい。対戦相手にVリーガーがたくさんいる中で大学生を応援してくださるのは嬉しいです」
サマーリーグ選手コメント
Others / V1リーグ 女子 / V2/V3 女子
6月30日から7月2日まで滋賀ダイハツアリーナにて開催された2023 V・サマーリーグ西部大会の選手コメントをお届けする。
大会は、今月末に開催されるユニバーシアードに向けた選抜チーム(以下ユニバ代表)が並み居るVリーグの強豪を破って優勝した。
フル代表にも選出されている佐藤淑乃選手(筑波大学)はユニバ代表チームではオポジットのポジションに入り、チームをけん引した。
*取材日7月2日(大会最終日)
■バレーボール女子ユニバ日本代表
●佐藤淑乃選手(オポジット/アウトサイドヒッター・筑波大学在学中)
ーー優勝おめでとうございます。今の感想を。
佐藤:優勝できたことは素直にすごく嬉しいです。この経験を3週間後のユニバの試合でもしっかり活かせるように、個人としてもチームとしてもさらにレベルアップしていきたいなと思います。
ーー横田紗椰香キャプテンから「サマーリーグで優勝することを目標にしている」とお話を聞いていました。
佐藤:自分自身もチームも絶対この大会で優勝しようと思っていました。
ユニバ代表は常に集合してチームとして活動できるわけではないですし、いろんなメンバーが来ているので、お互いのコミュニケーションを増やしていくことが大事だと思っています。
チームには良い部分も悪い部分もあると思うんですけど、そこをしっかり自分たちで受け止めて、みんなで力を合わせていこう、と。
それは今日の決勝、JT戦まで一つひとつ積み重ねてできたかなと思っています。
ーーユニバ代表がVリーグのチームと戦うのは画期的なことだと思います。Vリーグのチームと戦ってみて感想は?
佐藤:いつもは大学リーグで試合をしていますが、やっぱりVリーグの選手は身長がありますね。ブロックもスパイクもレベルが高いなって思いました。
そのブロックに対して自分がどう決めていくか、ディフェンスが堅い中でどうやって崩していくか。
プレー中も相手のフォーメーションが変わってきますし、その守り方に応じた工夫のある攻撃をしていくことが難しかった部分でもあります。
ーーサマーリーグでの自分のプレーについてはどのように評価している?
佐藤:大学ではオポジットをやっていないので、出来はあまり良くないと思います。もっとライトからの攻撃で点数を取っていけるようにしていきたいですね。
ディフェンス面でもまだ慣れないところがあるので、そこは個人で積極的に練習していきたいなと思っています。
ーーユニバ本大会に向けての自信、手応え、課題は?
佐藤:サマーリーグで優勝して自信に繋げることはできました。でも、相手は世界ですし、また違うバレーボールをしてくると思います。
日本らしく粘っていく。ディフェンスの部分で世界に負けてはいけないと思うので、そこを突き詰めていきたいです。
ーーファンに向けて。
佐藤:いつも応援ありがとうございます。Vリーガーと試合ができる機会はそう多くはありませんが、そんな中で、大学生を応援してくださるのはいつも嬉しいなと思っていて、頑張りの源になっています。
これからも応援よろしくお願いします。
撮影 堀江丈
同じカテゴリの最近の記事
- JVA 川合俊一会長がアジアバレーボール連盟理事に。元JVLチェアマンの國分裕之氏がJVA専務理事に就任 [Others,全日本代表 女子,全日本代表 男子] / 2024.09.13
- 緑の翼はSVで羽ばたくか。群馬グリーンウイングス・白岩蘭奈「個の力だけでなくチーム力を見せる」、道下ひなの「自分たちが仕掛けるポイントを明確に」 SV女子 [V1リーグ 女子] / 2024.09.09
- JVA・川合俊一会長「9月、遅くとも10月には次期監督候補者を理事会の場で審議できる準備を進めています」 今季総括コメント [全日本代表 女子,全日本代表 男子] / 2024.08.17
- 女子日本代表 眞鍋政義監督「選手個々の技術、経験はもちろん、戦術・戦略を磨き上げることが急務」、中村貴司強化委員長「チームを導いてくれた眞鍋監督に深く感謝」 今季総括コメント [全日本代表 女子] / 2024.08.17
- 男子日本代表 フィリップ・ブラン監督「今大会の本当のターニングポイントはドイツとの第4セット」、南部正司強化委員長「若年層の育成にも取り組むことができたのは大きな成果」 今季総括コメント [全日本代表 男子] / 2024.08.16
コメント
Sorry, the comment form is closed at this time.