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会見・コメント

2023-09-24 13:48 追加

眞鍋政義監督「トルコの速くて高い位置から来るサーブに崩された」 パリ五輪予選/W杯 トルコ戦会見全文

パリ五輪予選/W杯 トルコ戦 眞鍋政義監督会見コメント

全日本代表 女子

9月23日に国立代々木競技場第一体育館で行われたバレーボールのパリ五輪予選/ワールドカップ2023第6戦、トルコ戦の眞鍋政義監督の記者会見コメントをお届けする。

眞鍋政義監督(以下、眞鍋):1-3で敗れはしたものの、選手たちはよく頑張ってくれました。最終的にはサーブとサーブレシーブ、トルコのサーブのプレッシャーに負けたかなと思います。

――監督はパリ五輪で結果を出すためにも準備期間が必要で、そのためにもこの大会で出場権を獲得することが大事だとずっとおっしゃってきましたが、それを踏まえ、明日のブラジル戦はどういう位置づけでどう臨むかをお聞かせください。

眞鍋:4月の記者会見の時でしょうか。パリの出場権を獲得することが我々の最大の目標なので、ぜひ明日の最終戦に何とか勝って終わりたいですね。

――1セット目をとれて立ち上がりがよかったけれど、その後の3セットを失い、その過程で選手交代もありました。交代で入った石川真佑選手、宮部藍梨選手、松井珠己選手、和田由紀子選手などの評価を教えてください。

眞鍋:1セット目は先取したものの、2セット目以降、かなりトルコのサーブがスピード、高さを増し、サーブレシーブするのが非常に難しい状況で、かなりプレッシャーがかかりました。逆にあれだけ崩されて、これだけ接戦にできたのは被ブロックが少なかったからだと思います。交代した選手について、石川はサーブレシーブも途中から入って安定していましたし、宮部もブロックを2本止めて、よかったのではないかと思います。松井は終盤からの出場でしたが、トスも安定していました。和田は今日はあまりよくなかったですね。ブロックにつかまったり。

――第1セットはすごく自信になったかと思いますが、手応えと明日のブラジル戦に活かせるところは?

眞鍋:トルコに勝つためには1セットの入りが大事と口を酸っぱくして言ってましたので、そういった意味では1セット目の立ち上がり、最大集中して、自信を持ってやってくれたと思います。明日のブラジルはバレー王国ですから、勝負強い。明日の試合は間違いなく最大の我々の試練だと思います。でも、この日のためにやってきましたので、ぜひ明日は勝って、いい結果を残したいと思っております。

――2セット目と3セット目、終盤までリードしてもひっくり返されたのはトルコの勝負強さなのか、日本の詰めの甘さなのか? 監督はどう感じていますか?

眞鍋:何回もいいますが、我々はサーブで崩されたら、バルガスなどの対応は厳しいですね。数字的にもトルコのサーブレシーブの15%か20%くらい悪かったのかなと。そこだけは勝っておかないと、我々は試合に勝てないと思っています。

――昨日の記者会見でもトルコは今ダントツ強いとおっしゃっていました。それでもオリンピックでトルコに勝つために糸口とか、見えてきたものはありますか?

眞鍋:ブロックはかなり効果的で良かったと思います。数字はまだ見ていませんが、トルコとそんなにブロック本数が変わらなかったのではないかと思います(※注:日本が9本、トルコが8本)。そういった意味でディフェンスはバルガスの強打があるので仕方ない部分もありますが、かなりディグも上がっていましたが、ディグもトルコの方が上回っていたのではないかと思いますね。

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