2023-10-08 03:27 追加
バレーボール男子 パリ五輪予選、リオデジャネイロ会場観戦記 ブラジル ドイツ ウクライナなど
海外バレーコラム
Others

体育館の通路のポスター。 写真:筆者
バレーボール男子パリ五輪予選は、女子同様に24カ国が3つのグループに分かれ、各々の上位2チーム、計6チームがパリ五輪の出場権を獲得する。日本、中国、ブラジルで開催されており、ブラジルのリオデジャネイロ会場に観戦に行ってみた。
■バレーボールがマラカナンジーニョに戻ってきた

マラカナンスタジアム。 写真:筆者
会場となる体育館はサッカーの有名なマラカナンスタジアムの隣にあり、通称マラカナンジーニョ(小さいマラカナンの意味)と呼ばれる。2016年のリオ五輪で男子バレーボールが金メダルを獲得した思い出の地であるのだが、五輪後は経営者がなかなか決まらず、半ば打ち捨てられていたのが、やっとバレーボールの聖地として蘇った。サッカーのマラカナンスタジアムは観光名所にもなっており、毎日スタジアム見学ツアーが催されている。選手の足型やユニフォームの展示を見たり、ロッカールーム、プレスルーム、ピッチ横のベンチ、スタンド席に入ることができる。バレーボールの試合の前のちょっとした時間で行くことができる。
■わずか600円で国際試合観戦

観客がいれば選手にとって力になる。低料金は観客にとっても有り難い。 写真:筆者
1日4試合行われる五輪予選だが、リオデジャネイロ会場は2試合ずつ2セッションに分かれており、ブラジルの試合がないセッションは、コート脇の席が100レアル(約3000円で軽食、飲み物付き)、他は全席20レアル(約600円)になる。コート脇ではなくベンチ裏の席でも十分に近くで試合を堪能できる。観客の少ない試合に地元の子どもたちを招待するのもいいが、バレーファンが誰でも気軽に何度も行ける料金設定は有り難い。平日午後の早い時間にもかかわらず、イタリア対ドイツ戦は、テレビに映る主審の後ろ側は5割程度埋まっており、イタリア国旗を振る人、ドイツのサッカーのユニフォームで応援する若者など、多くの人が楽しんで声援を送っていた。
同じカテゴリの最近の記事
- バレーボール男子、パリ五輪予選で出場国6カ国が決まる。昨年の世界選手権優勝のイタリアは予選で出場権獲得ならず。ドイツ・グロゼル「夢か魔法のような気がします」 [Others] / 2023.10.12
- 河野裕輔のエール! 第23稿 ここで 決める! ワールドカップバレー2023男子大会に向けて [全日本代表 男子] / 2023.09.28
- バレーボール女子 パリ五輪予選で出場国6カ国が決まる。ブラジル・ガビ主将「日本にリードされ、難しい局面で逆転できた場面もあった」 [Others,全日本代表 女子] / 2023.09.26
- 河野裕輔のエール!! 22稿 ついに届いた銅メダル! 元代表・Vリーガーによる男子バレーコラム [全日本代表 男子] / 2023.08.19
- VNL女子ファイナルラウンド準々決勝 日本はアメリカと対戦 [Others,全日本代表 女子] / 2023.07.12
コメント
Sorry, the comment form is closed at this time.