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会見・コメント

2023-11-04 14:28 追加

日立Astemo・渡邊彩「合わせる時間が短く、コンビミスは想定内。リスクを負っても合わせていこうと話した」、野中瑠衣「アジア選手権でもっとレベルアップしたいという気持ちが高まった」 V1女子

V1女子 日立Astemo対KUROBE 日立Astemo会見コメント

V1リーグ 女子

10月28日に川崎市とどろきアリーナで行われたバレーボールV1女子、日立Astemo対KUROBE戦からフルセットの末、初戦勝利を飾った日立Astemoリヴァーレの会見コメントをお届けする。

日立Astemo 3(25-21、21-25、25-18、18-25、15-12)2 KUROBE

●渡邊彩

今日は初戦ということで、かなり硬さがあって、自分たちのいい時とダメな時の波がすごく激しかったかなと思います。

●野中瑠衣

今日開幕戦ということで、硬さもありながら全員がまとまって、練習できる期間は代表選手がいなかったりで、短い時間ではあったんですけど、まずなんとか勝てたので、今日の反省をしっかり明日につなげていきたいと思います。

――両選手とも代表活動でチームに不在の期間があり、チーム作りが大変だったと思うのですが、それを踏まえた上での今日の出来についてはどのように感じていますか?

渡邊:チームの状況的にブロードを打つ選手がいなかったので、半年ぐらい空いてしまったような状態でリーグを 迎えたんですけど、私も合流してまだ1か月経ってないっていう状態の中で、多分セッターはすごく不安だったと思います。
だけど、やっぱりやってる場所は違えど、お互い頑張ってきたことがあると思うので、そこはリーグを通してやっていけたらと。去年も一緒にやっていますし、時間はちょっとかかると思うんですけど、試合をやりながら 精度を上げていくってところが、今年はちょっと違うところかなと感じています。

野中:代表選手が抜けて、キャプテン(長内美和子選手)がいない期間などが長かったんですけど、その期間にまだまだ年齢的に下の方ではありますけど、自分がリーダーシップを取ったり、チームの戦術的な面でも少し考えられるようになったので、そこは自分の視野が広がったかなと思います。そして、また全員が揃って、先輩たちが合流してからは自分の役割にしっかり集中してできていますし、すごく心強いなと感じています。

――渡邊選手に。渡邊選手が決まらなくても、何回もブロードのトスが上がる場面がありました。そこはやはり、試合をしながら慣れていこうというチームの意図があったのでしょうか?

渡邊:そうですね。あのようなコンビミスは想定内ではありました。しかも、合わせる時間も本当に少なかったので。こういうミスは仕方がないけど、そこで打数を減らすのはもったいないし、チームとしても苦しくなるので、そういうところはリスクを負ってでも合わせていこうって話はしていました。今日はいいプレー、悪いプレーってありますけど、明日に繋がるようにできたんじゃないかなと思います。

――渡邊選手に。今日の試合はサービスエースもありましたし、いいサーブを打っていました。代表では眞鍋政義監督がサーブに力を入れていますが、そこでスキルアップできたという手応えはありますか?

渡邊:代表ではサーブに費やす時間がとても多かったですし、サーブについての専門の方などを呼んでいただいて、実際に打つことを考える時間もありました。OQTを通して、自分のサーブはまだ課題があると感じていたので、このリーグでしっかり修正していけたらいいなという気持ちで打っています。

――野中選手に。今年は初代表でアジア選手権に出場しましたが、年度初めに代表登録がない状態でしたが、合宿に参加した経緯などを教えていただけますでしょうか?

野中:夏に一度候補合宿があって、そこでもう1回絞られるみたいな形だったので、 最初から14人に入っていたわけではなかったのですが、結果的に大会に出場することができ、たくさん経験させていただきました。

――経験した中で、このリーグに活かしていきたい部分は?

野中:私自身、日立に入団してから、違う場所でプレーをする機会がなかったので、自分のこれからにとっていい刺激になりましたし、もっとレベルアップしたいという気持ちが高まったので、本当に貴重な機会だったなと思っています。

――プレー面で新しく身につけたことなどはありますか?

野中:オフェンス面では、ただ力任せではなくて、しっかり相手の隙を狙ったスパイクをもう少し打っていきたいですし、ブロックの位置取りなども合宿を通して少しずつ良くなったかなと思うので、これからリーグを通してもっと良くなるように頑張っていきたいです。

――両選手に。去年の開幕戦も同じKUROBEと当たり、フルセットで勝利しましたが、今シーズンに懸ける意気込みと目標を教えていただけますでしょうか?

渡邊:チームとしてはファイナル進出が目標なので、まずはそこをしっかり狙えるようにということ。あとは、さっき瑠衣も言ったんですけど、試合を通してコンビの精度だったり、チームとしての、リヴァーレはこういう形で攻めていくっていうものを確立していかなきゃいけないと思うので、1戦1戦、成長につながるようなゲームにしていかなければいけないなと感じています。
時間がないのはどのチームも同じだったと思うので、そこはもっとストイックになって、コミュニケーションをしっかり取ったりとか、チームとしての約束事をしっかりやっていって、強い相手でもしっかり戦える強いチームにしていきたいなと思います。

野中:目標はまずファイナル進出ということなんですけど、昨日監督からも言われたんですけど、ファイナル進出するにあたって、チーム全体の 試合に出ている選手、出ていない選手に関わらず、全員がどういう状況で出ても同じクオリティでバレーができるようになること。助け合いのリーグになると思うので、今日の試合のように全員が、私自身もどういう時でもしっかり準備をし続けて、結果につながるように頑張りたいと思います。

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