2024-01-21 17:16 追加
姫路・宮部藍梨「全勝対決でもやるべきことは変わりません。”百%”を出すだけです」、ルートイン・村山美佳「V2全体の士気を高めたかった。自分個人もV1の選手に負けないことを証明したかった」 V2女子
V女子
●原秀治監督
我々は昨年12月の頭で試合が終わりました。姫路さんは天皇杯とかリーグ戦も戦っていましたが、我々には時間がありましたので、データ収集であったり、どうすれば姫路さんと戦えるかということをチームのみんなで話し合って、いろいろ練習で試してきました。
レシーブのフォーメーションであったり、ブロックの強化だったり。そういったことをやっていく時間はありましたので、「打倒姫路」じゃないですけれども、練習にも大変熱が入っておりました。
結局試合では練習してきたことしか出せません。今日はいかにやってきたことを試合で出していくかということを話をしました。
うちがリードしてる場面でも、課題であるサーブレシーブからの乱れでサイドアウトが取れず、連続失点してしまうというパターンがありました。
修正は大分できてきましたが、姫路さんのようにサーブの強いチームにはまだ力が足りないかなと感じました。
対して、オフェンスに関しては互角だと思いました。姫路さんは一部の主力選手がいなかったかもしれませんが、それでも姫路は姫路、私たちは私たちルートインとして全力で戦いの場所に臨んでいます。
今日は良いゲームができたのではないかなと思っています。でも勝ち切らないといけないなとも実感しています。
ーー見事、第1セットを取りました。しかし第2セットに少し点差をつけられて取り返された。その要因は?
原:姫路さんはブロックの良い布陣でこちらのオポジットをつぶしてくることを意図してスタートしたと思います。第2セットはそこにはまってしまいました。うちも対応として2枚替えとかいろいろやってみましたが、リズムを戻せなかった感じですね。
加えて、相手のサーブが走ってこちらのサーブレシーブが崩される、いつものパターンになってしまったと思います。今後の課題だと思います。
ーーそこから一方的に押されることなく、第3セットは切り返して序盤に先行できていました。
原:相手ブロッカーの強いところから攻撃しない、相手にブロックを機能させない体制で臨んだのが良かったと思います。
しかし、せっかくリードしてもそこから逃げきれなかった。それがうちの今の実力だと思っています。
ただ、委縮することなくみんなが自分のプレーをやってくれました。チームは精神的にも成長していると感じました。
撮影 堀江丈
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