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会見・コメント

2024-01-21 17:16 追加

姫路・宮部藍梨「全勝対決でもやるべきことは変わりません。”百%”を出すだけです」、ルートイン・村山美佳「V2全体の士気を高めたかった。自分個人もV1の選手に負けないことを証明したかった」 V2女子

V2女子 前橋大会コメント

V2/V3 女子

1月13日にヤマト市民体育館前橋(群馬県)で行われたバレーボールV2女子・ヴィクトリーナ姫路対ルートインホテルズブリリアントアリーズの試合後会見コメントをお届けする。

双方、ここまで負けなし。なおかつ姫路は失セット0という戦績で迎えた注目の首位決戦。
試合はルートインが先手を取り第1セットを奪取するが、その後姫路が3セットを取り返した。
姫路は無敗を継続。10連勝を飾った。

姫路 3(22-25、25-12、25-19、25-21)1 ルートイン

■ヴィクトリーナ姫路

●櫻井美樹選手(セッター)

第1セット、相手の勢いがすごくて自分たちのバレーが上手く機能していなかったなと感じました。第2セットからは自分たちのやりたいバレーがしっかり出し切れて勝利につながったと思います。

●宮部藍梨選手(ミドルブロッカー)

第1セットは相手の勢いに少し流されてしまって、あまり自分たちのバレーができていませんでした。
サーブで攻めることができないと、コンビをたくさん使ってくるチームに対しての守りはすごく難しくなってしまいます。ディフェンスとかブロックもそうですが、サーブに対する意識をもっと強く持って明日の試合に臨んでいきたいなと思います。

●伊藤麻緒選手(ミドルブロッカー)

ルートインさんも姫路も全勝同士の試合でした。相手からも「負けられない」という気持ちがすごく強く伝わってきました。第1セットから強い勢いでぶつかってきましたし、それに少し押されてしまいました。
しかし、その後3セットをしっかり切り替えて、自分たちのバレーができたのは良かった点だと思います。

ーー宮部選手に。全勝同士の対決ということで周囲も盛り上がっていた思います。実際選手としてはどのくらい意識したものなのか?

宮部:周りからの「全勝同士の対決だね」という声は耳にしていました。自分たちでも数字を見ればわかることでしたし、「ここで勝っておきたいな」と思う気持ちはありました。
でも、それをわざわざ自分たちで口にして意識しても仕方ないですし、自分たちがやるべきことは他の試合と同じように「百%を出す」こと。それには変わりありません。(「百%は今季のチームスローガン」)
意識をしすぎずに自分たちのバレーをしようという雰囲気でした。

ーー第1セットをルートインに取られたときは?

宮部:セットを取られたことはもう過ぎたことなので仕方ないですし、「あー」「セットを取られた」という気持ちより「すぐに切り替えよう」という空気になりました。
取られたことを振り返るより、一旦そこは置いておいて、次に何ができるかっていう会話があったので、そこはよかったかなと思います。

ーー櫻井選手に。途中出場で流れを変えるいい仕事をされましたね。

櫻井:外から見ている時にビビ(モクシー・チャッチュオン選手)のスパイクが通ってない印象があったので、まずそこを通していきたいなと思っていました。
途中で入った時には良い状態でビビに打たせよう、と。
実際にコートに入って、ビビのスパイクが良い形で決まったので、そこから自分のトスの流れもしっかり掴めたと感じています。

ーー昨シーズンとは状況や求められる役割、チームそのものも大きく変わっていると思います。今はどういう思いを持ってプレーしている?

櫻井:スパイカーも大分変わっていますし、セッターの柴田真果選手が入団したことで自分にとっても良い刺激というか、勉強になるところがありますね。柴田選手の良いところを吸収していきたいです。
スパイカー陣の身長がすごく高いので、その高さを活かすことを練習から意識してやっています。

ーー今シーズンの姫路をどう感じている?

櫻井:監督も変わりましたし、平均身長も高くなりました。一人ひとりが点数の取り方をすごく解っていると感じています。個々の能力が高い選手が集まってより強くなっていると感じますね。

ーー伊藤選手に。ルーキーイヤーですが、そのすごいメンバーの中で開幕からスタメン起用が続いています。

伊藤:良い選手がたくさんいる中でコートに立たせてもらっているのでしっかり責任を持たなきゃいけないということを一番に感じています。
勝ち負けというより、自分の役割を果たすというところを一番重視してプレーしています。

ーー役割とは?

伊藤:ブロックですね。アビさん(セリンジャー・アヴィダル監督)からそこを言われています。自チームのコートにボールが返る前に(タッチを取って)どれだけ良い状態でボールを運べるかということが自分の役割だと思っています。

ーー今後さらに成長するための課題は?

伊藤:Vリーガーとして1年目なんですけれども、オフェンスの面でまだ自分の攻撃が通用しない場面がたくさんあります。
ディフェンスで貢献するだけではなく、オフェンスが通用するミドルになればチームにとって必ずプラスになると思うので、オフェンス面を強化していきたいなと思っています。

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