2024-01-20 06:47 追加
JT・和田由紀子「自分たちが攻めるために修正するという考え方でできたのが良かった」NEC・小島満菜美主将「自分たちがやろうとしていたところの精度が悪かった」V1女子会見
SV女子
●吉原知子監督
昨日の試合の内容が自分たちの中のことが良くありませんでした。
今日に向けて自分たちの中のことをまず修正しようというところから入りました。
その中、今日は比較的バタバタしないで落ち着いて自分の役割自分のやるべきこと、チームとしてやるべき事が整理されていました。
特別良かったかどうかわからないですけど、昨日よりはいい内容だったかなとは思います。
――和田選手が会見で攻めの気持ちでやれたとコメントしていたが監督はどのように見たか?
吉原:その部分も含めて、昨日私もミーティングしました。
選手自身もミーティングして、今日の試合に入りました。
――レギュラーシーズンの1位争いをしているNECと対戦したことが切り替わることに影響したか?
吉原:それよりも危機感です。
昨日は自分たちがしっかり行かないとどことやっても勝てないよねという内容でした。
ダイレクトボールをレシーブして、それが弾いてポイントになる、ショートサーブ取りに行ったら選手同士ぶつかってショートサーブ取りに行けないなど、いろいろ起こるべきことが全てもうバタバタしていました。
ある意味いい予行演習というか、これだけ悪い自分たちの中のことができなかったところで、あとは良くなっていくしかないです。
そういうことが起こるのは何でだろうという話から自分たち話し合って、今日の試合に入れました。
周りから見たら大一番みたいな感じですが、実際問題はチームとしてはそれどころではなく今日いい修正をかけて入れたかなというのが正直なところです。
――和田選手を先発で起用しているが期待しているところについて。
吉原:オポジットなのでまずは点を取ってもらうところです。
けれども、ディグ、ブロック、繋ぎ、サーブも全てこれでいいというのはないので全て要求はしています。
――コートに長い時間立つことで、成長できている部分は?
吉原:途中から、スタートから行ってもどちらでも行けるようにといつも言っています。
普段の練習からどちらをやってもいいように準備をしています。
彼女の場合、真面目でもういいんじゃないというぐらい練習を自分でもする選手です。
そういう部分では自分のやるべきこと役割を把握して、自分でそれに取り組んでくれています。
――交代選手に対する評価と収穫について。
吉原:2枚代えするところでは自分の役割を分かっていると思います。
西川(有喜)の一番の良さはオフェンスで、そこ重点的に自分の役割だということを理解した中で、スタートから行っても途中から行っても準備をしてもらっています。
新しく入ってくる内定選手がどこのチームでも合流しています。
そういった意味でも非常に良い刺激を受けていい準備ができているのかなという感じはします。
――長年チームを支えている230試合の節目を迎えた田中選手について。
吉原:私が就任した時からずっと一緒にここまでやってきているのは彼女一人になっています。
キャプテンということで彼女自身も変わってきています。
プレーだけではなくてその少しずつですがキャプテンシーところもいうことにコートに立って頼りになる選手になっています。
1年1年凄く成長しています。
特に昨シーズンから今シーズンに関しては凄く成長してくれて、チームをよく纏めてくれています。
――優勝に向けた一つの山である試合に勝ったこと、優勝への思いは?
吉原:まだ1位で通過できるかどうかは正直わからないです。
この後の試合は久光さんもありますし、アランマーレさんもどこのチームも必死になってくると思います。
もちろん今日勝ったことは、チームとしての自信には繋がります。
残り試合少ないですが、どこのチームも必死で戦っているので、正確に順位が決まるまではまず1位通過できるように、まずそこを掴み取ることやっていかないといけないです。
昨シーズンもそういう意味では途中までは良かったですけど、後半戦、バタバタ自分たちでポロポロ落としていきながら結局相手も良くなってきたし、自分たちはあまりうまくいかなくなってしまったという例もあります。
1位でいけるとか、優勝がどうのというのはありますが、まずは目の前の1戦をチームとしても成長していけるように戦っていきたいなと思っています。
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