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インタビュー

2024-03-01 10:02 追加

ブラジル・スーパーリーグ、松井珠己のマリンガが連敗を脱出

女子日本代表・松井珠己所属のマリンガが連敗を脱出

Others / 全日本代表 女子

マリンガチーム。前列左から2人目が松井選手(写真:Osvaldo F.@osvaldoesporte)

 残すところ5試合となり、上位8チームが進出する準決勝に向けて激しい争いとなっているブラジルのバレーボールスーパーリーグ。12チームがホーム&アウェーで22試合行う。セッター松井珠己選手の所属するウニライフ・マリンガ(以下、マリンガ)は、前半を6勝5敗で折り返すも、後半に入り6連敗で6勝11敗の9位。

 前半波に乗っていたマリンガだが、後半戦に入る前にブロックの要であったMBフランシーネ選手がけがで離脱。マリンガのガウデンシオ監督は、「1月初めのMBのけがの離脱からけが人が続き、なかなかスタメンが固定せず、安定感を欠いてしまったのが連敗の原因」と分析する。
 マリンガはサーブのレセプションがあまり良くないチームなのだが、メンバーが固定しないことで、リベロとの横の連携やセッターに入らなければ誰が上げるのか、2段トスが崩れた時にスパイカーがここで決めなければというあせりといったようないくつものミスが重なり、全体の流れが悪くなるという悪循環になっていたようだ。

■テンポ良くラリーを制す

 取材日は最下位サンカエターノとの試合で、8強争いの残りの試合に弾みをつけるためにも、負けられない一戦だった。
 第1セット、サービスエースで流れをつかんだマリンガ。中盤に相手のサーブに苦しむがスパイク得点で突き放し、25-20で先取する。第2セットは相手のサーブミス、スパイクミスで差をつけ大量リードを奪う。長いラリーをリベロの好レシーブを軸に全員でつないで決め、終盤はMBの攻撃がさえ25―13。第3セット、6-0とリードするも、相手の反撃に苦しみ、互いに点を取る展開へ。20点を過ぎてからマリンガに立て続けにミスが出るが、相手のミスもあり25―21のセットカウント3-0で勝利した。

レセプションがやや短かったが、4人が攻撃に入る。移動したミドルへトスを出し、ブロックを1枚に(写真:筆者)

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