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2024-03-17 08:33 追加

VCup デンソー、日立Astemo、JTが2勝目。デンソー・野田祐希、埼玉上尾・山地梨菜ら初スタメンの選手も活躍 V1女子

V1女子 V Cupの結果

V1リーグ 女子

 バレーボールV1女子は16日、VCup予選ラウンド3日目の試合を蓮田市総合市民体育館パルシー(埼玉県)など4会場で行った。31日まで開催する予選ラウンドはA・Bの2グループで総当たり戦を行い、各グループの上位2チームが4月6・7日に開催されるファイナルラウンドに進出する。

 埼玉で行われたAグループの埼玉上尾対デンソーはアウェーのデンソーが3-1で勝利。リベロの福留慧美が日本代表の合宿に参加中で、さらにこの日は体調不良で欠場した選手が複数いた中での2勝目だった。

 VOMに選ばれたルーキーの野田祐希(八王子実践高卒)はこの試合が初スタメン。高校まではミドルブロッカーで、デンソー入団後にアウトサイドヒッターに転向した。中元南主将ら同じポジションの先輩たちに打ち方、レシーブのポジショニングなどを学びながらの1年だったが、デビュー戦で18得点の活躍を見せ、「試合後半になるにつれ、先輩方に助けられた。攻撃が決まったのはデータがなかったのも大きかったと思う」と笑顔を見せた。
 また、この試合では日本代表経験もある麻野七奈未がブロック5本、アタック決定率60%と活躍した。

 一方、ホームの埼玉上尾も岡山県の環太平洋大(3年)に在学しながらプレーする山地梨菜が初スタメンで14得点(内ブロック2得点)の活躍。先週の試合での途中出場がデビュー戦だったという山地は、「Vリーグは大学バレーとはパワーや速さが違い、どうすれば決まるのか考えながらプレーしている。自分のプレーの特徴は打点の高さで、ブロックの上からや長いコースも打てるところ」と話した。

 同じAグループでは、日立AstemoがホームのNECに3-1で勝利し、2勝目を挙げた。古賀紗理那ら4選手が日本代表の合宿で不在の中、内定選手で今年の日本代表にも登録されている佐藤淑乃(筑波大4年)が21得点(内、ブロック4得点)の活躍を見せるも勝利には届かなかった。

 Bグループは久光対JTの試合がフルセットの大激闘に。JTは日本代表で世界選手権に出場するなど豊富な経験を持つ内定選手・宮部愛芽世(東海大4年)が30得点(内、ブロック2得点)の活躍。同じく内定選手の大山遼(筑波大4年)も2本のサービスエースを決めるなど、新戦力の2人がフル出場で奮闘。宮部とは金蘭高時代にともに日本一を経験した西川有喜も21得点(内、ブロック、サーブが各1得点)と躍動し、ホームで2勝目を勝ち取った。
 同じBグループではトヨタ車体がホームの東レに3-1でVCup初勝利。ベテランの鍋谷友理枝がアタック18、サーブ1得点で健在ぶりを見せた。

 17日は同じ4会場で組み合わせの異なる計4試合が行われる。

【16日(予選ラウンド第3日)の結果】
■Aグループ
埼玉上尾(1勝1敗) 1(19-25、25-23、28-30、15-25)3 デンソー(2勝0敗)
NEC(1勝1敗) 1(25-19、20-25、22-25、22-25)3 日立Astemo(2勝0敗)
■Bグループ
東レ(0勝2敗) 1(23-25、16-25、31-29、20-25)3 トヨタ車体(1勝1敗)
JT(2勝0敗) 3(25-16、23-25、25-16、24-26、15-9)2 久光(1勝1敗)

【17日の組み合わせ】
■Aグループ
埼玉上尾✕KUROBE
NEC✕PFU
■Bグループ
東レ✕アランマーレ
JT✕岡山

写真:堀江丈

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