バレーボールV1女子のプレステージ・インターナショナルアランマーレは3日、同日付で同チームのアウトサイドヒッター、オケケアル メソマチ ウゴチンイェレ選手が退団することを発表した。同選手は今年2月、パリオリンピック2024アフリカ大陸予選においてナイジェリア代表に選出され、チームを離れてナショナルチームに合流するため、3月31日まで予選ラウンドが行われていたV Cupを欠場することが発表されていた。

　メソマチ選手は2002年、ナイジェリア生まれ。中学2年からバレーボールを始め、2018年に来日し、高知中央高等学校に進学。2020年には高校生でナイジェリア代表に選出され、東京オリンピックアフリカ予選に出場した。
　2021年、当時V2だったアランマーレに入団。2022-23V2女子でチーム優勝に貢献し、ブロック賞を受賞。その後、入替戦でも姫路に勝利し、V1昇格に貢献した。

　メソマチ選手のコメントは、以下の通り。

このたび、アランマーレ山形を退団することになりました。
高知中央高校への進学で来日し、卒業後にアランマーレ山形へ加入しました。
バレーボールの戦術的な知識はあまり持っていなかったのですが、監督やコーチの助けを借りて、ブロックとサーブを中心にバレーボールのあらゆる面を向上させることができました。
アランマーレ山形でバレーボールをするのはとても楽しかったです。
3年間、困難なときも良いときも常に私をサポートしてくれたチームメイト、スタッフ、shipmateの皆さまに感謝いたします。
アランマーレはいつも私の心にいます！！ありがとうございました。

写真：堀江丈