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会見・コメント

2024-10-17 08:08 追加

Astemoリヴァーレ茨城・オクム大庭冬美ハウィ「攻撃力でチームを支えるのが私の使命」、中谷宏大監督「上坂瑠子は日の丸を背負える選手」 SV女子

SV女子

●中谷宏大監督

正直ワクワクが半分、不安も半分という状態で開幕を迎えました。その中で不安に思っていたところも出てしまいましたが、無事に勝つことができてまず一安心しています。

――開幕初戦で感じた課題や収穫は?

中谷:プレシーズマッチからずっと勝ったり負けたりを繰り返してきています。負けているパターンというのはやっぱり自チームのミスが多いときですね。
今日の第1セットも完全にそのパターンでした。どうやって立て直そうか。そう感じた部分が散見されたのはやっぱり大きな課題だと思います。
ただ、そういう中で新外国籍選手の2人が本当にチームに貢献してくれまして、予想以上の働きというか、これからうちの武器になってくれるという手ごたえを得た大きな試合だったと思います。
あとは上坂の復活ですね。そこが大きかったかなと思います。

――上坂選手をキャプテンに指名。期待していることは?

中谷:本人にも周りにもずっと言っていますが、彼女は日の丸を背負える選手だと思っています。
自分に対して妥協しない。周りに良い影響を与えられる本当に素晴らしい選手です。
たまにそれを背負い込んじゃう時はあるんですけれども、普段通りの良さを発揮してくれれば。特別なことをしなくても十分だと思っています。

そういう中で今日は多分だいぶ緊張していたと思います。まだ本来のパフォーマンスからいくと3割4割ぐらいかなと。
彼女の良さというのはこれからもっと発揮されると思います。キャプテンとしてだけではなく、プレーヤーとして本当に期待しています。

――なぜ主将を上坂選手にしたのか?

中谷:ずっと長い間同じ順位が続いていて、何かを大きく変えなければと。
ではこのチームの象徴になれる存在は誰か、と考えた時に僕の中で上坂が浮かびました。

もちろん長内(美和子)でも良かった。
でも、長内はチーム最年長。今年はドーンと構えてチームを見守るお姉さん的存在でいてほしいと考えたんです。

上坂は怪我でシーズン途中で離脱したりというところを繰り返している中でどこかでブレイクスルーをさせたかった。
そういった意味も込めて彼女に託してみようと思ったんです。
最初はめちゃくちゃ断られたんですけれども(笑)、根気よく僕の想いを伝えました。

撮影 堀江丈

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