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インタビュー

2025-11-10 08:06 追加

イタリアセリエAでコーチングを学び直す浅野博亮「ヴェローナの選手は学ぶことに貪欲で、意識がすごく高い。積極的に教わりにきてくれます」

浅野博亮インタビュー

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178cmという身長ながら日本代表のアウトサイドヒッターとして2015年ワールドカップ、2018年世界選手権などに出場した浅野博亮。引退後は指導者として母校・愛知大学の監督やVリーグ男子のアイシンティルマーレのコーチなどを務めたが、「コーチとしてゼロから学び直したい」という思いから、2024年11月よりイタリアセリエAのヴェローナに研修コーチという立場で身を置いている。今年も8月から合流し、昨季よりも多くの仕事を任されるようになったという。現在の浅野の活動内容やイタリアの選手たちの印象などを聞いた。

――まず、ヴェローナで活動するに至った経緯を教えてください。

浅野:ジェイテクトSTINGS愛知を引退して3年は仕事(社業)をしたい、それが終わったところでバレーに関わりたいという話をしていました。3年経ったタイミングでいろんな道がある中でこの選択肢がたまたま出てきたので、「じゃあ、挑戦します」と。妻の後押しもあり、挑戦することにしました。社員のまま出向で来ているような形です。

――では、衣食住には困らない?

浅野:そこはチームがやってくれています。

――今、円安だから大変ですよね。

浅野:お金はそうですね。だいぶしんどいですね。物価が高すぎます(笑)
スーパーには日本食も売っていますね。家族も一緒に来ていて、子どももいるので、夜は基本的に家で食べます。外食だとイタリアのディナーは夜9時からしか開いてなかったりしますし。

――海外が長いと外食で日本食が食べたくなることもありますよね。

浅野:ヴェローナに「SAGAMI」があるので、行くこともありますね。

――イタリアにはいつから?

浅野:昨年の11月28日にイタリアに着いて、29日から練習に参加し始めました。

――練習に参加というのはスタッフとして?

浅野:一応スタッフなんですけど、研修コーチという感じです。なので、正式なコーチ登録をされているわけではないです。

――プレーをすることもあるんですか?

浅野:プレーはあまりしないですけど、たまにサーブレシーブを見せてあげるためにやったりとか、選手たちと一緒に遊んだりしますね。

――日本代表時代にも海外遠征は経験されていますが、海外で長期滞在してというのは初めて?

浅野:初めてですね。語学も大変ですけど、何とかやっている感じです。

――セリエAでスタッフの研修生として間近で練習や試合を見て、素直に感じたところは?

浅野:いろいろ日本との違いは感じていますけど、単純にみんな貪欲というか、意識がすごく高くて…。正直、自分みたいな、あんまり知らないようなちっちゃい日本人が来て、いきなり監督に「レセプションをこいつに教われ」って言われて、みんな興味ないのかなと思ったら意外と聞いてきてくれる。選手は僕の背景も知っていて、「代表経験あるからもっと俺にアドバイスしろ」とか言ってきて、そういうところが積極的で、すごいなぁと。
日本だと変なプライドとかたまにあったりして、「お前に教えてもらうことはないよ」みたいな態度を取る人もいますけど、イタリアというかこのチームがなのかもしれないですけど、みんなめちゃくちゃ貪欲に学ぶ姿勢がありますね。こちらは「俺でいいの?」みたいな感じですけど(笑)

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