2025-11-10 08:06 追加
イタリアセリエAでコーチングを学び直す浅野博亮「ヴェローナの選手は学ぶことに貪欲で、意識がすごく高い。積極的に教わりにきてくれます」
Others / SV男子
――日本代表の大塚達宣選手がいるミラノや、石川祐希選手のいるペルージャとの対戦を目の当たりにして、このリーグの中での彼らのレベルはどのように感じましたか?
浅野:石川選手は言うまでもなくトップレベル。ただ、ちょっと悩んでるなってところも感じますけど、彼はポジティブに楽しんでいるのでさすがだなって思いました。コッパ・イタリアでは準決勝でペルージャと対戦して、この舞台でプレーしている石川は、本当にすごいところでバレーボールをしているんだなと改めて感嘆しました。個人的にも石川のいるチームとここセリエAで対戦することができて、とても貴重な経験となりました。激戦の末、僕らのチームが勝ったのですが、試合後少し石川と話をして、悔しさをにじませながらもきちんとファン対応やメディア対応をしていて、プロ意識の高さをかんじましたね。そしてすでに次の試合に意識を向けていたこともさすがだなと思いました。
――大塚選手はどうでした?
浅野:大塚選手はイタリアに来て初めて関わったんですけど、人が良すぎて、人懐っこすぎて、フレンドリーすぎて、チームにすごく溶け込んでるので…。プレーも日本人らしいすごく安定したプレーをコンスタントにしてるなと思いました。出場機会が少ない中でもいい結果を残していると思います。でももう本当にコミュニケーションおばけですね、彼は。うちの子供達もすごく懐いてます。
――ノーモリーケイタ選手ってすごいですね。
浅野:いや、やばいですよ。若い選手なので、まだまだのびますね。末恐ろしいです。
――今、SVリーグのヘッドコーチは海外の人の方が多いですが、どのように感じていますか?
浅野:海外の人だったら誰でもいいってわけじゃないし、海外だったらいいってこともないと思います。
――今後の浅野さんの目標は?
浅野:指導者としてたくさん学びを得て、日本のバレー界に還元したいですね。
取材・文 中西美雁
【プロフィール】
浅野博亮(あさのひろあき)
1990年10月6日、長野県安曇野市生まれ。両親、兄の影響で5歳からバレーボールを始める。長野日大高→愛知大を経て、2013年にジェイテクトSTINGS(現・ジェイテクトSTINGS愛知)に入団。2015年、アウトサイドヒッターとしては異例の178cmの身長で日本代表に初選出。2015ワールドカップ、2018世界選手権などに出場する。2020-21シーズンをもって現役を引退。引退後は社業の傍ら地元・長野県安曇野市に設立されたNPO法人特定非営利活動法人VRAVO N +(ブレイボ エヌ プラス)の活動に参加し、日替わりで母校・愛知大学の監督を担当。2023-24シーズンはV2男子(現Vリーグ男子)に所属するアイシンティルマーレのコーチを務めた。2024年11月よりイタリアセリエAのヴェローナに研修コーチとして派遣されている。
自身のnoteでもイタリアでのバレーボールの練習、技術の違いなどを発信中。
note.com/asano_volley19
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