全日本バレー、Vリーグ、大学バレー、高校バレーの最新情報をお届けするバレーボールWebマガジン|バレーボールマガジン


バレーボールマガジン>会見・コメント>岡山・中本柚朱「どうやって自分たちの展開をし続けられるか、その時間を長くできるかというのを話した」 SV女子会見

会見・コメント

2025-12-06 07:00 追加

岡山・中本柚朱「どうやって自分たちの展開をし続けられるか、その時間を長くできるかというのを話した」 SV女子会見

岡山 SV女子会見

SV女子

11月30日に福島トヨタクラウンアリーナ(福島県)で開催されたバレーボールSVリーグ女子、デンソー vs 岡山の試合後、岡山の会見をお届けする。

■岡山シーガルズ

●中本柚朱選手(アウトサイドヒッター)
昨日のいい流れもあった試合で(セットを)取りきれず、そこから自分たちの流れがつかめませんでした。
自分たちで修正した上でどうやって自分たちの展開をし続けられるか、その時間を長くできるかというのを話しました。
相手の外国籍選手がいる中で、大事なのはサーブレシーブ(レセプション)の1本目でした。
それが返ったことによりスパイカーたちがうまく使えました。

●濱田真友選手(セッター)
昨日の課題であった速攻を合わせる、スパイカーとのコンビを今日活かせたのは良かったです。
うちのいい流れが続いた時も、焦らないように全員で目を合わせて呼吸を行ってというシーガルズらしいリズムを作り続けられました。
相手に流れを押されているときも、下を向いたり、後ろ向きにならずにバレーを続けられたのが相手がやりにくくなった要因なのかなと思います。

●トラン・ティ・ビック・トゥイ選手(ミドルブロッカー)
今日は勝てて非常に嬉しいです。
今週はデビュー戦でしたが良いコンディションでやれました。
昨日の試合はセッターとのコネクションが合いませんでした。
どうやってコミュニケーションを取るか考えました。
今日はセッターとコミュニケーションを取れてよかったです。

――今日はミドルブロッカーとのコネクションが良く見え、打数も多いように見えたが(長瀬(そら)選手23本、トラン選手30本、全体では53本/179本=29.6%)
濱田:普段からラリーの中からミドルを使う練習をしています。
相手がウチのミドルの攻撃に慣れてないことを試合をやる中で感じたのと、監督からの指示もあり、使える時はじらしてから使うのを意識しました。

――中本選手とのコネクションについては?
濱田:相手のブロックは高いので、ゆっくりとしたテンポだとブロックにつかまってしまうので、私がじらして(少し間を取って)そこから速いテンポで取ろうとスパイカーと会話ができました。

――トラン選手が入って変わった部分はあるか?
濱田:ミラ(トラン選手)さんが入って攻撃がより高くなりました。
相手のブロッカーが高くてもいいトスを上げていいテンポで攻撃が組めれば、今までダメだと思っていた部分が無くなっています。
そういうところで安心感があります。

――中本選手に。昨日は出場していなかったが、監督から先発で出場すると告げられた時どのようにプレーしようと思ったか?
中本:佐伯(亜魅加)が怪我明けで土日連続で試合に出るのは難しい状況です。
佐伯を良い場面で使うために自分は繋ぎの部分、濱田とのコンビは長年やっているので、そういう部分で自分ができることをやらないといけないです。
練習の時にも言われた心の準備もそうですし、佐伯を大事な時に使うための部分を自分が担うことができて良かったです。

――ラリー中に早めに突っ込んでしまう部分があると監督からコメントがあったがどのように対応しているか?
中本:自分でも待ってから出るというのは意識してはいますが、ラリーが続くとそこに頭がいかなくなります。
声を掛けて濱田に速いトス(セット)を上げてもらうか、周りの藤村(若奈)選手などに(突っ込むのを)「待って」と声掛けてもらっています。

――周りの声掛けの効果はあるか?
中本:ラリー練習を多くしているので、今日も落ち着いてきた部分もあったと思います。

――第3セットで14-7から17-18で逆転された場面で崩れなかった理由は?
中本:1回濱田が呼吸を合わせましょうという時がありました。
自分や城戸(陽菜)のサーブレシーブ(レセプション)が返らなく単調な攻撃になった時だったのでお互い焦っていました。
そういう時に周りの人たちがそういう声をかけてくれると落ち着きます。
周りからの声掛けが一番良かったと思います。

――トラン選手に。今週初出場となったが岡山シーガルズのチームについて。
トラン:メンバーは良いコネクションを取れています。
ディグやセンタープレーも良いので勝てるチームだと思います。

――SVリーグにトライをしようとしたきっかけと実際の印象について。
トラン:SVリーグはプレーするのに適したリーグです。
自分も含め若い選手(トラン選手は24歳)にチャンスがあり向上ができると思います。

――どんな選手を目指したいか?
トラン:トップ10のベストブロッカーを目指したいです。

>> 会見・コメントのページ一覧へ戻る

同じカテゴリの最近の記事