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2025-12-21 22:41 追加

5セット中、4セットがデュースの大激闘! 大阪MVがフルセットを制し、5大会ぶり2度目の優勝 皇后杯

皇后杯 決勝戦の結果

SV女子

 バレーボールの令和7年度天皇杯・皇后杯ファイナルラウンドは21日、京王アリーナTOKYOにて男女決勝戦が行われた。

 女子決勝戦では5大会ぶり2度目の優勝を狙う大阪マーヴェラスと2大会ぶり3度目の優勝を目指すNECレッドロケッツ川崎が対戦。第1セットからデュースにもつれ込む接戦となり、大阪MVが26-24でこれを制すも、第2セットはNEC川崎が25-16で取り返す。第3・第4セットは再びデュースの展開となり、第3セットは33-31で大阪MV、第4セットは26-24でNEC川崎が接戦をものにして、試合はフルセットに。最終セットはNEC川崎が先にマッチポイントを握るも、大阪MVが逆転し、17-15で取りきってゲームセット。セットカウント3-2で大阪MVが勝利し、5大会ぶり2度目の優勝を飾った。

 MVPは32得点(アタック30、ブロック・サーブ各1)を挙げた大阪MVの田中瑞稀主将が受賞した。田中主将は試合後の会場インタビューで「SVリーグでもフルセットを落とすことが多かったので、リードされた中でも気持ちを切らさずに戦えたことはチームが大きく成長できたところ」と語った。大阪MVは昨シーズンはSVリーグ初代女王となるも、今季の序盤は苦しい戦いも多く経験した。しかし、徐々にチームの調子も上向きになり、現在は4位に位置している。27日から再開するリーグの行方にも注目したい。


写真:黒羽白

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