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会見・コメント

2026-01-24 14:56 追加

NEC川崎 アタック決定率日本人2位の甲萌香「ブロックがいないところで上げてくれたトスが決定打になっている」、新セッターのカミラ・デ・ラ・ ローザ 「1ラリーが3分以上続いていると感じるくらい長いのが日本のバレー」 SV女子

SV女子

■中谷宏大監督

昨日の敗戦でいろいろな反省点が出ました。今日はミーティングでやるべきことをしっかり整理して、それを試合で実行できたということ、そして選手たち自身の修正力といいますか、昨日何をすればよかったということをすごく考えて、それを実際に遂行したというところのすごさを感じたゲームでした。

――昨日の相手のフロントオーダーはアイリス・ショールテン選手が不在だったこともあると思いますが、今日は畑葵選手が入った時はバックオーダーに戻したりといったこともありました。その辺り、昨日経験したことで少し変えられた、うまく適応できたという部分はありましたか?

中谷:それは大きいと思います。ただ、それプラス、「相手のこの選手に対して、昨日対応できていなかった」というところを、今日は、例えば対レーナ・シュティグロート選手とか、個に対していろいろとプレッシャーをかけられたことが大きかったかなと思います。

――今日は、サーブで非常に効果的に攻めることができていました。

中谷:ここはずっと時間をかけてやってきたことが少しずつ良くなってきたかなというところが大きいと思います。
皇后杯に入る前、うちのサーブの順位がかなり下だったので、改善しなければとサーブに力を入れだした。それが少しずつ実を結んで、皇后杯から、年末の姫路戦、先週の東レ戦と徐々に数字自体は上がってきているので、その中でも今日は一番良かったかなと思います。

――シーズンの最初の方は選手を固定している部分があったところが、いろいろな対戦相手に対して、古谷ちなみ選手を起用したり、児玉奈津美選手をリベロにしたり、佐藤淑乃選手を1試合外したりといった試みもありました。それを踏まえてチームの総合力については手応えはありますか?

中谷:年内に関しては、僕自身がある程度、このチームの勝ち星というか、目処をつけたいというところもあって、僕がビビってたっていうところもあるんですけど(笑) ただ、皇后杯で負けて、このままこのメンバーでやり続けるだけではチームとして成長しないなと。また、もともと年が明けたらもう一回リセットしてチーム内競争してほしいと思っていました。皇后杯の負けがあったからこそ、思い切っていろんな選手を使いながらやっていきたいです。選手たちにも「もう一回チーム内競争をしてくれ」と言っているので、今のところはそれがゲームだけではなく、練習の中でうまくできているかなと思います。

――セッターについては、今、これまでの澤田由佳選手に代わり、カミラ選手を起用していますが、彼女に期待していることは?

中谷:伸びしろしかないところですね。 そもそもドミニカ共和国のバレーがファーストテンポというか、マイナステンポぐらいのクイックがないバレーなので、多分日本のああいうコンビバレーにまだ慣れてないところはあると思うんですけど。僕はもっとカリブ海特有の投げ出すような性格かなと思ってたんですけど(笑)、毎日一生懸命練習を積み重ねて、少しずつコートでも結果を出し始めているので、このままチームの戦力として伸びていってくれればいいなという期待値込みなところはあります。

――シーズン途中での外国籍セッターの加入は異例のことだと思いますが、その経緯を教えていただけますか?

中谷:他のセッター、細川(春香)、澤田に関して、コンディションがちょっと良くないというところがあり、今、ほかに上げられるセッターがいないため、本当に急遽探したというのが実情です。

――昨日、まん中の攻撃をあまり使えず、今日はそこも改善できていたと思いますが、その手応えや、セッターの中川選手がどのようにうまく導いたかのかも教えていただけますでしょうか?

中谷:まず、甲が今日最初から決められた決定打を出せたというのがいちばん大きいかなと。昨日は出だしから2本連続拾われるところからスタートしたので。彼女が今うちのスイッチを入れる役目になっているので、まずそこが大きかった。加えて、ジア(ジョバンナ・ミラナ・デイ)のパイプが前半から決まったこと。その 2つが今日の前半は大きかったと思います。あとは、佐藤のスパイク決定率がなかなか上がらなかったので、3セット目は「いいシチュエーションで彼女を使ってくれ」と中川に話したところ、バックアタックの選択をしてくれて、ほぼ1枚かノーマークで打てたということが、最後のピースになったと思います。

――今日はシッソ(ヌワカロール)選手もよく決まっていましたし、ジア選手もコンスタントに活躍しています。先ほどの会見ではカミラ選手ももうチームに馴染んでる感じがありましたが、伊藤花音通訳の手腕もあるのでは?

中谷:あんまり褒めると調子に乗りそうですけど(笑)、普通1人でコーチも含む 4人の通訳ってなかなかできないと思うんです。彼女は必要なこと、必要ないことをちゃんと自分の中で選別して、それが一番難しいところだと思うんですけど、うまくつないでくれていますね。多分、うちでは彼女しかできない仕事だと思っています。でも、一応、「調子に乗るなよ」と書いておいてください(笑)

――山田二千華選手が今日出場しなかったのは、コンディションの問題?

中谷:ミドルも競争させたいと思っているので、もちろん彼女は日本代表で、絶対的な力を持っている選手で、キャプテンでもあるので、本当はトータルでずっと出てほしいんですけど、これも「油断するなよ」っていうところですね。ダメだったらすぐ代えられる世界ですし。今、ミドルでは若手の長谷部奈香や伊藤一葉もいい活躍をしているので、そこはもうネームバリューじゃなくて、コートでちゃんと実力を発揮した者が試合に出られる世界ですから、彼女にも発破をかけたいなという意味合いもあります。

写真:堀江丈

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