2026-09-18 18:22 追加
SV.LEAGUE U15女子大会、4強が決まる。ポテンシャルのある大会、これからの発展に期待
Others
■4強は実力伯仲か。他にも好チーム続出。準々決勝敗退の信州ブリリアントアリーズもサーブで魅せる

「信州松本トライデンツU15」は前回大会優勝、「Tealmare Jr. OCEAN WINS U15」は前回大会で準優勝(前身の大会を2連覇)の実力者だ。
双方、攻守に安定感があり、これまでに蓄積してきた経験値を存分に発揮した。
この2チームはトップチームが男子。他にも複数、男子チームの下部組織が参加している。
柔軟性のある編成もこのカテゴリーならではの楽しさだろう。

「シーガルズジュニアU15」もこのカテゴリーで頭角を現している。
岡山シーガルズの吉田啓佑コーチが率い、トップチーム譲りの堅実なフロアディフェンスを誇る。2大会連続で結果も出した。
ご父兄を中心に結成されている各チームの応援団も熱い。
岡山の応援席からは英語表記のチーム名を1文字ずつ読み上げる伝統の「SEコール」も聞こえ、チームの伝統が継承されている姿を感じることができた。
4強以外にも注目のチームは多い。
新たな目標に取り組み、大会を重ねるごとに着実に成長の跡を見せるチームが増えた。

準々決勝で敗退したものの、「信州ブリリアントアリーズジュニアU15」もチーム力の上乗せを感じた。
今大会はサーブ強化の成果が出ており、多くのエースを記録していた。
藤岡智恵美監督はSNSで
「スキルもマインドも挑戦を繰り返した。8秒という時間を有効に使うことをテーマに試合に挑んだ」
とコメントしている。
「デンソーエアリービーズU15」はト-ナメント進出はならなかったが、U17代表の中学3年生・太田梛を攻撃の軸に据え、迫力のあるプレーで沸かせた。
現段階で最も知名度が高い選手と言うこともあり、各チームが対策を取るなど駆け引きの妙も目にすることができた。
■学生ではなく、プロの一員として。大会とカテゴリーがもっと盛り上がっていく必要がある

多くの試合を経験することも、この大会の意義の一つである。
トーナメント1回戦敗退チームは敗退チーム同士で試合を行い、トーナメント未進出チームは交流戦という形で切磋琢磨した。
ジュニアの大会とはいえ、各チームはプロの下部組織、ファミリーとしてこの大会に臨んだ。
学校主体の大会とはまた違った意識、プライドを胸に戦いに挑んだ選手たちに敬意を表したい。
このカテゴリーの課題は試合の機会をいかにつくるかだろう。
ジュニアがトップチームの前座試合をすることも増えたが、ぜひ定期的なリーグ戦にも取り組んでもらいたいと思う。
そして、もっとこの大会、このカテゴリーが盛り上がっていかねばならないとも感じた。
現状はまだ育成の場、身内の大会を脱していないが、一般のバレーボールファンを呼び込める大会を目指して行って欲しいと思う。
それだけのポテンシャルはある。
■豪華絢爛な指導陣。群馬・齋藤真由美GMも応援に駆け付ける

周知のことではあるが、指導者がバラエティー豊かであることもこの大会の魅力だ。
前述の姫路・井上愛里沙監督をはじめ、信州アリーズU15は藤岡智恵美監督の側に多治見麻子氏(トップのTD/U18日本代表監督)が控える強力布陣。
「NECレッドロケッツ川崎U15」には大竹秀之氏、上野香織氏が帯同。
「デンソーエアリービーズU15」は森谷史佳氏が新監督となり、昨季現役を引退した山口結可氏も姿を見せる。
「群馬グリーンウイングスジュニアU15」は松尾奈津子氏。応援に駆け付けた齋藤真由美GMが熱烈にコーチングする姿も見られた。

「マーヴェラスジュニアU15」は坂下麻衣子氏。
「U15近畿クラブスフィーダEHIME」は野本梨佳氏が率い、「PFUブルーキャッツU15」には加藤陽一氏が合流。
「東レアローズ滋賀U15」は芝田安希氏。
「KUROBEアクアフェアリーズ富山U15」は高橋昌美氏、梅津憂理氏。
「埼玉上尾メディックスU15」は田川紘美氏、柳沢紫子氏。
「アリーザ愛知U15」は志智真梨奈氏、高橋沙織氏。
「U15アランマーレ庄内V」はチームレジェンドの森寿実子氏。
まさに錚々たる顔ぶれであった。
撮影 堀江丈
同じカテゴリの最近の記事
- 男子日本代表 国際親善試合日本対カタール(岩手大会) 出場選手を発表。大塚達宣、河東祐大らアジア大会と同じ12人 [全日本代表 男子] / 2026.09.18
- SVジュニアの大会。2026 SV.LEAGUE U15 CHAMPIONSHIP WOMEN予選大会が開幕 [Others] / 2026.09.18
- 大阪MV・林琴奈が結婚報告 元日本代表、攻守に優れたサイドプレーヤー [SV女子] / 2026.09.17
- 女子日本代表、ネパールに快勝し、白星スタート アジア競技大会 [全日本代表 女子] / 2026.09.17
- アジア選手権 MVPとベストアウトサイドヒッターに髙橋藍。セッター・深津英臣、ミドルブロッカー・小野寺太志も個人賞に [全日本代表 男子] / 2026.09.14














