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インタビュー

2016-06-27 09:00 追加

『つなげたから』五十嵐元 引退記事(1)

V男子

前後編の前編は、バレーボールを始めてから、つくばに入団する前までの経緯。

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--ほんとうにおつかれさまでした。まずは、今シーズン限りで現役を引退することにしたきっかけを。

理由はひとつではなくて、いろいろなことがあるので、ちょっと説明は難しいんですけど…体調というかコンディションが難しかったこと、選手兼務だけどコーチを務めたことへの責任とか、若手への世代交代とか…。ぱっと思いついただけでも3つくらいで、ほかにもいろいろ思うことはあります。

--シーズン中、前々から、今シーズン限りでというのは決めていたんですか。

そうですね…本当は発表も、下(V・チャレンジリーグII)との入れ替えが回避できた時点でしたかったんですが、ぎりぎりになってしまって…最後になる、という試合を、支えてくださったファンの方々に報告できなかったのは申し訳なかったなという気持ちはありますね。

--ご家族も観戦に来られていましたね。
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最終週の大分にて

言ってはいたんですけど、最初の頃は、奥さんも「そんなこと言いながらまた」、という気持ちはあったと思うんですよね。でも「いやいややめるよやめるよ」といったら「ほんとなんだほんとなんだ」と思ったようで、試合に足を運ぶ回数は多くなったみたいですね。
最終週には、ユニフォーム姿で子供を抱いて、写真にも収めることができたので。そういう経験、できるとは思ってなかったです…

--最終週、大分での2試合はリベロでの出場でした。結局それが現役最後の試合ということになりました。

シーズン最後のほうに小針(幸・当時内定選手)が合流しだして、サイドアタッカーが1枚増えるというのもあったのと、チームのパフォーマンス的に考えて、サイドを務めるのが厳しいなと感じていたところに、菊池監督からも同じような話があって。与えられた立場で全力を尽くそうということで、いろんな経験ができてよかったです。

--そのときは、最後という目では見ていなかったこともあって、サンガイアってものすごいチームだなとも思っていたのですが…(笑)

なかなかうまくいかなくて、試行錯誤もあったと思うので、僕のパフォーマンスとかも含めて、個人的にもチーム的にもいろんなことを象徴した采配だったのかなと思いました。

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