2018-06-12 12:00 追加
カーテンコール 竹田沙希さん 「今はやりきったという気持ちで後悔はありません」(前編)
元トヨタ車体・竹田沙希さんインタビュー
SV女子
5月3日、「第67回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会」を最後に引退した竹田沙希さん。2011年にV・プレミアリーグのトヨタ車体クインシーズに入団して以来、「トヨタ車体」の顔として7年間、闘志溢れるプレーや声でチームを鼓舞してきた。
最後のシーズン、トヨタ車体は2017年度の天皇杯皇后杯で9年ぶりに優勝、2017/18V・プレミアリーグは史上最高の3位。
数々のけがを乗り越えながらプレーヤーとして最後までコートに立ち、5シーズンはキャプテンとしてチームをまとめてきた竹田さんに引退の思いやバレー人生を振り返っていただいた。

──長い間、本当にお疲れ様でした。
竹田沙希さん(以下、竹田さん):ありがとうございました。
──5月3日の黒鷲旗準々決勝・岡山シーガルズ戦が最後の試合になりました。
竹田さん:トーナメントに入ったら1試合1試合、最後になるんだろうなという気持ちでやらなくてはいけないと自分でもわかっていました。そのシーガルズ戦は腰の状態やチームとしての考えもあり、スタメンではありませんでしたが、自分が出るところはやっぱり苦しいところ、1本1本が自分にとって最後になる。みんなでしんどいことやうれしいことを共有できるのは最後になるんだ……と思えば怖いものはない、自分ができることをやれるだけ、コートの上だろうがベンチで応援するだろうが、どこにいても変えずにやっていこうという気持ちでした。いつもどおりしっかりやろうという思いが一番でした。
──終わった瞬間、どんな思いがよぎりましたか。
竹田さん:今までずっとバレーをやってきたので、バレーを辞めるという感覚がわからなくて、今もただ休んでいる感覚で、まだはっきりとした実感は沸いていないです。終わった瞬間も『ああ終わったんだ』って思うよりも、ただ一人の選手として、あの負けは悔しいというほうが大きかったから、引退するんだって気持ちは、あのときはあまりなかった。今は引退するっていう気持ちも出てきて、ああやりきったって感じで後悔もないですし、あの大会で終わることができてよかったと思っています。

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