2021-11-11 07:00 追加
NEC・古賀紗理那「4月16日に優勝するために。チームが勝つための自分だと思っている」、日立Astemo・上坂瑠子「私と(長内)美和子さんでチームを引っ張っていかないと」 V1女子会見
SV女子
●多治見麻子監督
昨日の試合は相手と戦う前に、自分たちが我慢しきれないままで終わってしまいました。今日は厳しい時間もありましたが、何とか自分たちのやりたいことのできる時間が少しでも取れたので、昨日よりはプラスになったと思います。しかし、結局、負けは負けなので。勝つことが自信になると思うので、来週に向けてしっかり準備していきたいと思います。
ーー土日とも、第1セットのスコアが良くないことについては?
多治見:昨日の第1セットと今日の第1セットでは少し違っています。今日は点差がついても、第2セット以降に戦える感触を出していました。選手が引かないで声を掛け合っていましたし、そういう面で昨日よりは悪くはなかったと思います。ただ、相手と戦う前に自分たちのミスが始まってしまう。それではなかなか点数は取っていけないので、そういうところをしっかりやらなければ、なかなか勝つことはできませんね。昨日は布陣の部分で戸惑う面もあったのかもしれませんが、今日は雑賀(恵斗)も最後まで上げ切りましたし、二日間の積み上げ、戦力的な部分でプラスを経験できたことは良かったかなと思っています。
ーー追い上げるところ、自分たちで雰囲気を盛り上げて行くところは実に「リヴァーレらしい」と感じました。しかし、幾度かその「リヴァーレらしさ」があっても、最後のところでなかなか勝利に届かないという試合も見てきました。
多治見:そうですね。結局、最後の勝負どころ、あと1点2点が取れないことが去年からずっと続いています。そこをなんとか最後に勝ち切れるチームを作っていきたいのですが、やはりなかなか掴み切れてはいない。
選手も毎試合もがいていて、そこを後押しできていないのは、こちらの責任でもあると思います。リヴァーレらしい形で勝つことができたら、成功体験になるのかな、と。そこから抜け出せないというのが今のチームの一番の悩みというか、苦しいところですね。
撮影 堀江丈
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