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インタビュー

2019-03-20 13:23 追加

ムセルスキー(サントリー)「ロシアは知り尽くしたので、学ぶために日本に来ました。ハイキュー!!はそれを後押ししたかもしれない」

V1リーグ 男子

ハイキュー!!は心の奥まで響いた

――バレーボール漫画、アニメ(ハイキュー!!)についてSNSで投稿されていますが、日本のバレーボールに興味を持つきっかけの一つになったのでしょうか?

ムセルスキー:アニメが出る前からずっと日本のバレーボールに興味がありました。アニメはどっちかというと、自分の選手として今まで体験してきたことを、すごくうまく描かれているので、とても心の奥まで響きました。でも確かに今考えてみると、ハイキューを見るまでは、「いつか日本に行きたいな」という気持ちがありましたが、ハイキューを見たから、「最終的にやっぱり日本に行こう!」という決断のきっかけになったかもしれません。

――投稿ではバレーボール選手のチュートリアルとなるとコメントされていますが、日本のバレーボール選手、ファンにどのような点を見てほしいですか?

ムセルスキー:バレー選手に限らず、ファンの皆さんや指導者の方に勧めたい。見てほしいですね。どういう見方となると、自分の勉強の材料、もっとバレーボールを知るための大事な道具として見ていただけたらなと思います。漫画家の方、バレーボールについて深いところまで描かれているので、選手に限らず、色んな方々に見てもらいたいなと思います。

――身長164cmのMB(日向)がS(影山)の力を借りて「頂きの景色」を見るシーンがでてきます。ファンはこのシーンを見ることはできないのですが、同じように見えるのか、また実際見たときにどのように感じるのか教えてください。

ムセルスキー:サムタイムイエス、サムタイムノー。見える時もあるし、そうでない時もあります。見える時は素晴らしい体験をしていると感じます。

――ファイナル6に向けて意気込みを。

ムセルスキー:私はロシア人なので、若いときからいつも言われてきたのは、優勝以外はよくない、目指さなきゃいけないのはトップだけ。そういう環境の中で育ってきましたけど、優勝だけでなく、自分のプレーを100%出せるよう、一番いい姿を見せることが目標です。まず、自分のベストを見せることが一番、優勝はあくまでもその結果ですね。

(日本語で)アリガトウゴザイマス!

聞き手:中西美雁
写真:火野千鶴

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