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会見・コメント

2019-03-23 12:03 追加

KUROBEアクアフェアリーズV1残留確定。全員バレーが結実。ファンと一体になり、三たびPFUを下す

V1リーグ 女子

北陸から遠く離れた地でのダービーに決着。埼玉の地に跳んだ水の妖精たち

●丸山紗季主将

本当にこの試合にかける思いというのは、すごく大きくて。こういった緊張感の中で絶対に勝ち切ろうと試合に入りました。1セット目、すごくいい状態でゲーム運びができて、最後にも粘り負けしなかったことが大きいと思います。2セット目は取られてしまいましたが、3セット目、4セット目としっかり立て直して、最後まで自分たちのプレーができ、一人ひとりが役割を果たせていたので勝てたのだと思います。

●馬場ゆりか選手
今日は「誰が」ということではなくて、出る人全員がチームのためにやれることを最大限やれた結果だと思います。本当にひとつになって、一人ひとりが自分の役割を全うできた試合だと思うので、チームにとっても非常にいい勝ち方だったなと感じています。

●平谷里奈選手
すごい緊張感の中での試合でしたが、目の前の1点を全員で取りに行こうという意識を積み重ねていって、結果につながったと思います。途中で出てくれた選手も一人ひとりチームを勢いづけるプレーをしてくれたので、全員での1勝だと思います。

●和才奈々美選手

絶対に勝ちたい試合という、いい緊張感の中でバレーボールができたことは良かったのかなと。その緊張感とかプレッシャーの中でも、しっかりチーム全員で勝ち切れたということがリーグを経て手に入れた大きなものだと思うので、これからまた自信をもってチーム全員で頑張っていきたいと思います。

●浮島杏加子選手

今日は誰一人欠けることなく、全員の勝つという気持ちが強かったです。PFUさんも粘ってきていたのですが、それに自分たちが負けない粘りの力が今日は出せた。それが勝ちにつながったのかなと思います。

――先週岡山に負けてしまった中でプレッシャーのかかった試合だった思うのですが、どのような気持ちで試合に臨んだのでしょうか?

丸山:相手も勝ちたい気持ちは同じ。スタートと終盤に重点を置いて、練習をやってきました。試合の入りと16点以降の接戦での点の取り方というのをしっかり意識して、とにかく自信をもってやろうと。緊張していましたが、絶対勝たなきゃいけないというプレッシャーの中で、しっかり一人ひとりが力を発揮できたので、メンタル的にも成長できたというか…、もう怖いものはないなと思います。

浮島:コートに入るからには、自分が果たさなくてはいけないという役割が一人ひとりにあります。自分はサーブレシーブとかディフェンスにあまり貢献ができない分、オフェンスで貢献するという意識がありました。上がったボールは全部決めるという気持ちでやりました。

――丸山選手、和才選手に。旧チャレンジリーグ時代から長年このチームを支えてきて、今季初めてV1を経験しての感想は?

丸山:容易には1点が取れない、簡単に勝たせてくれない。(V1の各チームは)接戦で確実なプレーをしてきてミスが少ないとか、本当に見習うところがすごくたくさんあるなと実感しました。前を向いてこれから力をつけていきたいなと感じました。

和才:(V1の)ステージに立つのことは簡単なことではなかったのですが、全員で今の場所にいるということに喜びを感じます。でも、やっぱり上がったからには対等に戦いたいという気持ちもあります。技術の面でもそうですし、細かなところでまだまだ足りないものがたくさんあるなと。今日勝ったことはすごくプラスになると思うのですが、やはり課題がたくさんあると感じています。

――昨シーズンまで勝てなかったPFUに今シーズン3勝できたことをどう感じていますか?

丸山:確かに去年までは勝てない相手でした。どこが勝因なのか明確にはわからないんですけど、結果が出せているので、自分たちが成長できているのではないかと思います。

和才:キャプテンも言いましたが、何ができて(PFUに)勝てているのか、そして、去年と何が違って(他のチームに)勝てないのかというのは正直、私たちもよくわからないんです。がむしゃらに勝ちたいという気持ちが今回の結果につながったのかなと思います。

――浮島選手に。今日は大活躍でした。ファンの横断幕にもメッセージがありましたが、KUROBEに来て良かったですか?

浮島:はい(笑)

――平谷選手に。第2セットを取られて、第3セットも序盤は苦戦でしたが、どんなことを考えて戦っていましたか?

平谷:(アタックに)対応されたり、アウトになるミスが出てしまって。(プレー中は)いろんな思いとか迷いなどがありましたが、リザーブメンバーがすごく声をかけてくれて。コートの中の選手も全員で目を見合って声をかけたりすることによって、「ひとりじゃないんだ」というのを実感し、自分自身も攻めて打っていくことができたので、チームのメンバーに感謝したいです。

――みなさんに。明日はオフと聞きましたが、どのように過ごしますか?

浮島:部屋の掃除とか普段できなかったことをやってリフレッシュしたいです。

丸山:久々にゆっくり寝れるので、何も考えずに寝てから考えます(笑)

馬場:出社します(笑)。ここで宣伝なのですが、3月31日の日曜日、私が勤務する「銀盤酒造株式会社」は日本酒の会社なんですけど、蔵開きのイベントがありまして…。そのリハーサルです。
今日で(勝って)リーグは終わると私は考えていたので、明日は出勤すると決めていました(笑)

平谷、和才:馬場さんには申し訳ないんですけど(笑)、ゆっくり休もうと思います。

よい意味でチャレンジリーグの雰囲気を残すチームに闘う意思を示したフレヤ・アールブレヒト選手。この融合なくしてチームの強度は保たれなかっただろう

守備の要として和才選手と共に活躍した馬場ゆりか選手。アクアのディフェンス力はV1でも屈指である

旧チャレンジリーグ時代からチームの顔として長きにわたり貢献してきた倉見夏乃選手と和才奈々美選手。その絆は強く、重い

 

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