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2019-07-12 12:00 追加

全日本ユニバ男子、準々決勝でロシアに1-3で敗れ、ベスト4入りを逃す 第30回ユニバーシアード競技大会

ユニバーシアード男子の結果

SV男子 / 全日本代表 男子 / 大学バレー 男子

 第30回ユニバーシアード競技大会の男子バレーボール競技は11日、イタリアのナポリで準々決勝が行われ、日本はロシアと対戦。1-3(21-25、11-25、25-23、14-25)で敗れ、ベスト4進出ならず。12日に行われる5-8位決定戦に回ることになった。

 ロシア戦、日本チームのスターティングメンバーは、宮浦健人、村山 豪、樋口裕希、高梨健太、樫村大仁、小林光輝、リベロ・小川智大。

 第1セットはロシアのサーブからスタート。宮浦のスパイクが決まり、滑り出しは好調。樫村のBクイック、宮浦のサービスエースで4-3とリードする。その後も高梨のスパイクや相手ミスなどで8-7とリードし、テクニカルタイムアウトを迎える。そこから日本はスパイクミスを犯して逆転されるが、樋口のサービスエースや高梨のブロックで接戦を展開。15-16で2回目のテクニカルタイムアウトとなった。
 ロシアの連続サービスエースで15-18とされた後、宮浦のスパイクや相手のミスで19-20と追い上げたが、終盤ロシアのブロックに捕まって点差を広げられ、21-25でセットを落とした。

 第2セット、村山のサーブでロシアのレシーブを崩し、宮浦が決めて先行したが、ブロックやサービスエースを喫し、逆転を許す。
 4-10と大きくリードされたところで、宮浦に代えて勝岡将斗を投入。その後、セッターも小林主将から永露元稀に交代した。小川の好レシーブから得点につなげるが、点差は詰まらず。新井雄大、郡浩也もコートに入り、声を振り絞って流れを変えようと奮闘したが及ばず、前後に揺さぶるサーブでサーブレシーブを崩され、11-25でこのセットも失った。

 第3セット、メンバーを戻して再スタートした日本は、村山の速攻や樋口のバックアタックでリズムを作る。その後はサービスエースなどで4-7とリードされたが、樋口のブロックなどで8-9と食い下がる。村山のBクイックを多用しつつ、樋口のバックアタックで追いつくと、そのまま一進一退の攻防を続けた。
 ロシアの攻撃が崩れたところで宮浦が得点し、17-16と逆転に成功。村山の速攻でサイドアウトを取り、宮浦の強打でブレイクするパターンで21-18と徐々にリードを広げる。終盤にはピンチブロッカー梅本鈴太郎もコートに立ち、チーム力でこのセットを制した。

 第4セットは立ち上がりからサーブレシーブを崩され、1-5で日本がタイムアウトを要求する。村山のサービスエースで追い上げるが、ロシアに続けてサーブで崩され、3-8と苦しい展開に。レシーブ固めに勝岡を投入し、サーブレシーブが安定したところでサイドアウトは取れるようになったが、なかなか点差を詰めることができない。
 小林主将がチームを鼓舞し、それに応えて高梨がスパイクを決めるが、ロシアもブロックで得点し、10-19とされる。流れを変えたい日本は永露と新井の入る2枚替えを行うが、状況を打破するには至らず、このセットを奪われ、ロシアに敗れた。

 次戦は12日(金)、セミファイナルラウンド(5-8位決定戦)でチャイニーズタイペイと対戦する。

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