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会見・コメント

2020-10-30 11:14 追加

復帰の久光・長岡望悠「また一つ刺激が入った。準備はしています」、石井優希・「コンディションは悪くない」 V1女子記者会見

V1女子 リモートマッチ 記者会見コメント

SV女子

2020年10月25日に毎日興業アリーナ久喜(埼玉県)で行われたV1リーグ女子リモートマッチ、久光スプリングスの記者会見コメントをお届けする。

埼玉上尾 3(25-22、25-15、25-19)0 久光

●長岡望悠選手

昨日の試合は全体的に最初から最後まで集中力が続いていたと思うのですが…(少し考えをまとめる時間を希望)

●井上愛里沙選手

今日は途中からの出場になりましたが、第1セットを取られてチームとしても少し足が動いていない感じがしました。2セット目以降も立て直すことができずに、自分たちのバレーができないまま終わってしまったという感じです。リーグ戦が続く中で、メンバーも変わったり、いろんなことが今年は想定されると思います。どんな状況でも出だしの1点目から自分たちのバレーができるようにする、相手にリードされたり、自分たちにとって苦しい場面が続いても、そこから立て直すということが鍵になると思います。途中から出るときにはチームの雰囲気、流れを変えられるようなプレーを個人としてもチームとしてもやっていきたいと思います。

●石井優希選手

リードしているときでもパスミスで良い展開を作ることができず、(そういった)大事なところでの失点がきっかけで相手にペースを持っていかれる場面もありました。最初から向こうの勢い、雰囲気も良かった。試合のなかでルーク(アキンラデウォ・フォルケ選手)も声をかけてくれて…自分たちからムードを上げて戦っていこうと声をかけてくれていたのですが、強打も決められ、軟打も決められ…お見合いもすごく多かったですし、プレーが雑な場面があったなって反省していて。


今季は攻撃力が持ち味のチームですが、(組み立ての最初は)ディフェンスから始まるので、みんなの意識と粘り強さを出していかないと。他のチームはディフェンスもオフェンスもいいですし、優勝を目指す上では足りないところがあると思っています。今日の反省をしっかり来週に活かしていけるような1週間の過ごし方をしていきたいと思います。

●戸江真奈主将

1本目のミスが多くて、お見合いも多かったです。これだけの攻撃陣がいても、1本目が上がらないと勝てないというのが本当にわかった試合でした。来週に向けて1本目をとにかく大事にして、そこからスパイカーに持っていけるところまでしっかり練習して臨みたいと思います。

●アキンラデウォ・フォルケ選手

今日の試合は残念だったというしかありませんが、ただ、私たちの実力には見合わない結果だったと思います。このリーグでさらに力を発揮していくには、まず自分たちの考え方から変えていかなくてはならないと思いますし、もっと積極的にコミュニケーションをみんなで取っていき、小さいことも丁寧にやっていく気持ちを持つことも大事だと思います。小さなミスが負けという結果にもつながってしまうので、一つずつを丁寧にやっていく。そして考え方を変えていくことで、来週以降の試合により良い結果が残せるのではないかと考えています。

――アキンラデウォ選手に。考え方を変えていかなくてはならない、とのことですが、チームに復帰されてみて、以前と今とで違っているなと感じる部分があるのでしょうか?

アキンラデウォ:過去のチームの考え方として、もっと積極性があって自信もあったと思います。そういう面で今日の試合では良い緊張感に欠けていたかなということ、対戦相手が誰であろうと絶対に勝つという強い気持ちがもっと必要だったのではないかと思います。

過去のチームではやはりリードしている時でもどんな時でも常にアクセルを踏み続ける、加速し続けるという考え方があったと思うのですが、それが今のチームとの違いではないかと。私たちのチームの選手に才能や実力がないと言っているわけではなく、選手全員が才能も実力も兼ね備えていて、ものすごく努力をしています。ですから、それに加えての考え方一つで全く結果は変わってくると思いますし、その考え方さえ備わってくれば、私たちの前に敵はいないと思います。

――戸江主将に。今のアキンラデウォ選手の話を受けて、キャプテンとしてチームをどう導きたいと考えますか?

戸江:今までの久光と比べて、(チームの)絶対勝つという気持ちの持ち方、試合に対する取り組み方で少し欠けている部分があったなと思っています。今年は「誰が出ても勝つ」というチームの目標がある中で、一人ひとりがそういった自信を持たないと、良い時もあれば今日みたいに悪かった時に流れを変えることができないと思います。

私自身、リベロとしてどうやって周りの選手を活かせるかということが自分の中での課題です。それが勝つために必要なことだと思うので、今日は本当に良くない試合でしたが、ここで自分たちが落ちていくのは違うと思いますし、今日出た反省点をチームで話し合って来週の試合に臨んでいくのが大事だと思います。

――日頃、ディフェンス面で声がけしていることは?

戸江:今年のチームはオフェンス重視ではありますが、攻撃力があっても1本目の質が悪かったらセッターも上げにくいし、スパイカーも入りにくい。ですので、1本目の質にはこだわろうと言っています。今日の試合では私がバタバタしてしまって、その1本目が良くなかった。今まで以上に1本目の質と高さにこだわって練習に取り組みたいと思います。

――石井選手に。監督から「試合ごとに戦略的なメンバーの組み方をしている」という話を伺っています。そういう起用方法の中で、今のご自身の調子はどうでしょうか? ターンオーバー的な使い方に関して思うところは?

石井:私自身はコンディション的には悪くなくて、スタートからでも控えであっても自分の役割を果たすだけだと思ってやっています。新鍋(理沙)さんが抜けたこともあって、ディフェンス面でのカバーというのは自分が中心となってリベロと一緒にやっていかないといけないのですが、そこが崩れてしまって…。今日の試合は特に自分個人の技術での失点が多かったので、自分の持ち味である攻撃力だけでなく、バランスのとれたプレーにもっと磨きをかけていきたいと思います。

――埼玉上尾は相性の悪い相手?

石井:特に相性が悪いというイメージはないですが、(今日は)自分たちのスイッチが入りきらなかったかなと思います。

――井上選手に。最初から出るときと途中から出るときで心がけに違いは?

井上:特に違いはないですが、途中から入るときは外から見ている時間が増えるので、相手がどういう攻撃をしてくるかとか、隊形に注目して見るようにしています。

――長岡選手に。今日の出場はスクランブル? それともある程度予定通りでしたか?

長岡:昨日の試合もそうですが、状況によって出場する可能性はありました。昨日も今日も変わらず準備していたという感じです。

――プレーの手応えは?

長岡:先週試合に復帰して…チーム全体にサポートしてもらっている、支えてもらっている形なんですけど、今日も出場することができて、また一つ先週の試合から刺激が入ったような、段階を進めることができたのかなという手応えはあります。

――今シーズンのリーグでの目標は?

長岡:最後まで、どんな形であっても、怪我なくチームに貢献しきることを一番大事にしたいと思っています 。

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