2020-12-20 18:07 追加
ジェイテクトが初優勝 天皇杯 西田有志「コロナ禍の中、お客さんと一緒に優勝できて嬉しい」
令和2年天皇杯決勝
SV男子
バレーボール全日本選手権(天皇杯)は20日、大田区総合体育館で決勝戦を行い、ジェイテクトが創部以来初優勝を遂げた。過去に準優勝の経験はあるが、優勝は初めて。西田のサーブが火を吹いた。
パナソニックのスタメンは深津英臣、大竹壱青、久原翼、山内晶大、ミハウクビアク、小宮雄一郎、スターティングリベロ永野健。
ジェイテクトは藤中優斗、福山汰一、ラオシュハン、フォンテレスフェリペ、西田有志、久保山尚、リベロ本間隆太。
1セット目序盤から1点を取り合う攻防。西田が連続エースを決めて3点差まで突き放すが、パナソニックも大竹のエースなどで1点差まで詰め寄るが、終盤にもフェリペのサービスエースで逃げ切り、ジェイテクトが先取。
第2セットも競り合いながらも大竹や山内のノータッチエースで11-8としたところでジェイテクトがタイムアウト。西田やフェリペのサーブで14-14と追いつくが、終盤20-17となったところで再びタイムアウトを取る。
西田のサーブがダイレクトで返って同点に。久原に代わり渡邉が入る。渡邉の好サーブでジェイテクトを崩し、スパイクアウトで第2セットはパナソニックがとり、1-1とイーブンにした。
第3セットは終始ジェイテクトがリードを保ち、8-12になったところでパナソニックがタイムアウト。16-11のところで清水邦広、新貴裕を2枚替えで投入。しかしジェイテクトの勢いは止まらず、11-18でパナソニックが再度タイムアウトをとる。パナソニックはクビアクも下げ、13-25の大差でジェイテクトがとった。
第4セット立ち上がりはパナソニックがリードしたが、西田の連続エースで逆転し、4-5となったところでパナソニックがタイムアウトを取る。終盤も西田のサーブでブレイクし、そのままジェイテクトが3-1で勝利して初優勝を果たした。
高橋慎治監督は「昨季ファイナルでは勝っていたが、今季は負けていたので勝ててよかった」。
この日誕生日で活躍した福山汰一「いいところで使ってもらえた」と喜びを見せた。
エース西田有志は「コロナ禍で、お客さんがいるなかでの決勝は初めてで嬉しかった。去年リーグの決勝のときに自分が決めなければと思っていたが、今回は6人で戦えば勝てるとチームに伝えた」。
撮影:坂本清
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