――初めての連戦先発出場。自身の評価は。

加藤:まだクイックの本数が打ててないので、もうちょっとセッターに信頼されるように練習からしっかりしたスパイクを打っていくことが必要だと思いました。ブロックとしても、まだ割り切れてない部分もあったのでもう少し落ち着いていけたらもう少し楽にチームがブロックディフェンスを展開することができたのかなと。この２日間で改善点がすごく見つかったので、来週に向けてまた修正していきたいと思います。

――アタッカーが高い決定率を残していたが、昨日と変えた部分は。

大宅:昨日は、真ん中が通っていたイメージがあったので、またそこに集めようと思って。マサさんや藤中さんも俺にもってきていいよって声をかけてくれたので、自信をもって上げ続けられたと思います。ただ、トスの精度に関して昨日よりちょっとぶれていた本数が多かったのでそこをなんとか２人が決めてくれて助かりました。

――３連続ブロックの場面があったが。

藤中:１枚ブロックの時は…１枚って正直ラッキーなところがあると思うんですけど、１枚だからこそ自分でとってフォローする方にいけたというのが連続に繋がったかなと。

――かなり決定率が上がっていたが、攻撃面での違いは。

藤中:僕の中では常に意識していて、チーム全体でも決定率良かったので相乗効果で、他が決まることによって自分も決まるようになるっていう循環は出てくると思います。ハイボールの処理は継続していきたいです。

――多彩なスパイクが見られたが、攻撃で意識している部分は。

柳田:特に東レだからって意識していることはないんですけど。シチュエーションによって、フォローに行っていてミドルがいなかったり、オポジットの選手が少し後ずさりしてたりとか、そういうところが見えてるから単純にいろいろな攻撃をしているだけであって。向こうがいいプレーをしていて自分に対するディフェンスがハマった時はかなり苦しくなるとは思いますけど。大宅がうまく上げてくれたっていうのはもちろんありますし、それに対して東レが自分に対してあまり大胆な対応をしてこなかったので、そういう攻撃ができたと思っています。

――サーブを打つ場所をレフト側に変えた意図は。

ムセルスキー:昨日の試合からサーブに対して難しい場面があったりして、自分の中で試合中にどうすれば問題解決ができるのか、どこを修正すればいいのかいろいろ考えていて。おそらく難しい深いところまで考えすぎたのが問題ではなかったかと思っていたんです。特に今日の試合後半から、あまり考えずにシンプルに冷静になって、フルパワーではなく、自分の良い状態で打ってみたらいいんじゃないかって考えて、戻すことができたのではないかと。サーブに関してはこれからの練習の中でも自分でしっかり修正していきたいと思います。

――60%を超える決定率だったが。

柳田:僕個人としてはアタッカーのポジションにいて、守備をほかの選手に任せているので、それくらいの決定率を目指していかなければいけないっていうのはあります。今日でいったらもう少し決められるシチュエーションはあったのかなって思うので、もう少し試合終盤まで締めてプレーし続けていかなければいけないっていうのが今日の僕の心境でもあります。来週パナソニックと戦うときにぼこぼこになってしまうと勿体ないと思うので、どういうチームと試合をするときももちろん弱いチームはいないので、個人としては更に決定力を上げられるように。コンディショニングもそうですけど、気持ちのところも最後までいけるといいなというところが今日の試合の自己評価でした。

後ろからの攻撃は自分が得意な攻撃だと思っているので、そこに対して大宅が上げてくれているところも多いですし、その期待には応えたいです。今日だったら、東レのブロックがコミットなのかリードなのかがはっきりわかれていたので、それをしっかり確認した上で、序盤の対応というのもよく見えていた。そこで一つの手段としてバックアタックを選択肢にできたのかなと。昨日は正直あまり周りが見えていなかった部分もあって。どれだけ見えるかというのは試合によって変わってくるんですが、スパイクの決定率とかディグとも関係してると思うんで、意識してプレーしていきたいと思います。

―ー昨季と今季の違いは。

ムセルスキー:いろいろな意味で今年のほうがバランスよくできているのではないかと。選択肢が増えている。今シーズンも柳田選手が戻ってくれて、彼の攻撃力が重要な部分になっていますし、ベンチメンバーも誰が入っても十分に戦える。いろいろなプレーヤーを使うことによって戦い方が変わったりするし、いろいろな意味で選択肢が広いチームだなと思っています。

――ムセルスキー選手から見て柳田選手は。

ムセルスキー:攻撃力の豊富なスパイカーというのもありますし、海外に出ていろんな経験を積んでいる。このチームにとって大きな貢献になっています。

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