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会見・コメント

2021-01-29 12:19 追加

柳田将洋「守備を他の選手に任せているので、決定率は今日くらいなければならない」ムセルスキー「昨年との違いは柳田も戻ってきて攻撃の選択肢が増えたこと」サントリー会見

V1リーグ 男子

――サーブの戦術に関して。

山村:あまり僕達のチームは戦術に関して多くは言っていません。ジャンプサーブを打つ選手が多い中で、特にビッグサーバー…ムセルスキー選手、柳田選手の両名が並んでサーブを打つことが多いんですけども、特にそこで点数をとっていく、攻めていくっていうのがうちのスタイルで、他のメンバーに関してはミス率をコントロールするとか、相手の嫌なことをしていくという判断を各自に任せています。その中で、フローターを打ったりとかハイブリッドを打ったりとか、自分のサーブの調子を評価して各自がプレーを選択してくれている。

ジャンプサーブを打てていない選手に関しては今後効果の出るジャンプサーブを打っていくことが必要ですし、ビッグサーバーの2人はミスが先行しているので…久々の遠征だったので難しかったのかなとは思うんですが、2日間通してかなりミスが増えてしまっているので、今後の課題になってくるかなと。各自が考えて実践してくれていることについては僕はすごく評価しています。相手の状況自分の状況を鑑みて自分のプレーを選択していくっていう。そのことをチームメイトが共有できていて、連動してブロックの絞り方だとか優先順位が変わっていくという…選手主体でやっていくというのが僕がやっていきたいところでもあります。

――クリス選手への対策は。

山村:ブロックディフェンスでブレイクチャンスを作ることができていた。キルブロックの数字は少ないんですけどもブロックディフェンスの機能は十分果たせているという評価を昨日の時点でしていたので、大きく対策は変えていません。その中で、おそらく東レさんも昨日のサイドアウトの数字はよかったのでなかなかお互い対策を変えにくい試合だったのかなとは思います。

東レさんは今日非常にディフェンス…うちのコンビの精度もあるでしょうけど、かなりうちの攻撃も抑えられました。ディマが久々に50%を切るというのもありました。お互いに2日連続で高い数字をキープすることの難しさ…良い時のイメージを持ったままお互い入ってしまったんだろうなというのが感覚としてあります。そういう中に刺激を入れていくのが僕らの仕事になってくると思います。

――具体的な課題は。

山村:大きなところでいえば先ほどのサーブ。決勝とかファイナル3は自分達の体育館でできるわけじゃない。遠征先で強いサーブをしっかりコートに入れていく。その本数を増やしていく。これができれば、今うちのブロックとディフェンスのシステムはかなり効果的に機能しているので、更にブレイク力のあるチームになると思います。

今日の試合に関しては、レセプションのメンバーがかなりエースを取られてしまっていたので、その本数を減らしていきたいという。それが技術的というよりはメンタル的に集中力が切れているように見えた部分があったので、どんな相手でも最後まで気を抜かずに戦っていく、どんな展開になってもキープし続けることの難しさですね。東レさんは試合巧者というか、全体的にやりにくさを言葉で作ってきたりするチームなので、やりにくさの中でバレーボールをしていく勉強になる試合でした。大宅もかなりわかられてましたけど、相手の対策に対してチョイスしていけるようになれば良いセッターになると思います。

――ムセルスキーのブロックを跳ぶ位置が今日はほぼレフトだったが。

山村:今日入った加藤選手がブロックの時にスイッチをする選手ではないので。選手によってするかしないか決めています。小野選手塩田選手はライトからもスパイクを打つことができるんですが、加藤選手はライト側の攻撃が得意ではないし、ブロックもあまりやってないので。

――次のパナソニック戦への抱負を。

山村:前回と同様良い試合になるでしょうね。お互いのプライドとプライドがぶつかったひとつの天王山…今年のリーグを占ううえで重要な一戦になると思います。ハードな試合になるでしょうね。今週のパナソニックさん見てるとかなり状態良さそうなので、うちも悪くない中でどちらがきっかけを掴むかで一気に流れが変わってしまうのかなって。うちのHGになるので掴みやすいとは思っています。地の利を生かしながら最大限の今できるパフォーマンスを出せるような準備をしていくことが一番です。楽しみにしておいてもらったらいいと思います。スタメンについては、ディマがいないとかマサがいないとかは考えられないんで(笑)

写真:黒羽白

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