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会見・コメント

2021-02-23 23:06 追加

JT・籾井あき「今まで感じたことのないプレッシャーがあった」、NEC・島村春世「ブロックを利用される場面も多く、本当に悔しい」 V1女子セミファイナル会見

V1女子 セミファイナル JT対NEC会見

SV女子

 2月20日に大田区総合体育館(東京都大田区)で開催されたバレーボールV.LEAGUE DIVISION1 WOMEN(V1女子)セミファイナル第2試合、JT対NECの記者会見コメントをお届けする。

 JT 3(29-27、25-21、23-25、15-25、15-12)2 NEC

■NECレッドロケッツ

●金子隆行監督

今日の試合は2セットを取られてからのビハインドの状態で、そこからサーブなどで立て直せるシーンもあったのですが、 最後はJTさんの経験値が上回り、負けたのではないかと思います。

――ネリマン(オズソイ)選手の怪我で交代して出場した廣瀬七海選手の評価と、今日は曽我啓菜選手を山内美咲主将に途中交代せずに起用し続けた意図について教えてください。

金子:廣瀬はいい仕事をしてくれたと思います。特にドルーズ(アンドレア)選手をブロックしたので、ブロックの面での貢献度が高かったと評価しています。それ以上にうちがオフェンスの部分で機能できなかったところが今日の敗因のひとつと感じています。
曽我に関してはオフェンスの部分だけに目が行けば低いかもしれませんが、それ以外のところの貢献度が非常に高いと思ったので、僕は起用し続けました。

――内定選手の川上雛菜選手(筑波大在学中)をリリーフサーバーで起用されましたが、意図を教えてください。

金子:彼女は自分自身、どういう状況で入っても、コートの中がどうなっているかという状況判断に優れていますので、ただサーブを打つだけではなく、どこへ打てばいいのかという判断ができる選手です。また、その後のディフェンスについても非常に期待していきたいというところで起用しました。

●島村春世選手

今日の1戦は本当に負けられない戦いで、チームがひとつになって勝ちにいこうというところからスタートしました。1セット目は競り負けてしまった部分がありましたが、3、4セット目でしっかり取り切れたということは自分たちのチームの力がついてきているのかなというふうに思います。でも、やっぱりJTさんの粘り強いディフェンスだったり、強力なサイドスパイカーがいる中で、こちらのディフェンスもそうだし、個人的にもブロックを利用される場面が多かったなと。本当に悔しいですが、明日3位決定戦があるので、そこに向けてもう一度ギアというか、気持ちをまた作り直して頑張っていきたいと思います。

●古賀紗理那選手

今日の試合はチーム全員で総力戦でしっかり戦っていこうという話をしていて、途中でアクシデントもある中でフルセットまでできたのはチームとしては成長したのかなと思います。でも、結果負けてしまったので、とても悔しいですが、明日は今シーズン、このメンバーとしての最後の試合だと思うので、しっかり勝ち切りたいと思います。

●澤田由佳選手

今週1週間、 JTさんにどう勝つかという練習をしてきたのですが、真ん中のゾーンの決定打というのを自分自身、うまく通せなかったことが反省点です。自分自身も絶対勝つという気持ちで試合に入り、チームとしてもそうでしたが、フルセットで負けてしまい、とても悔しい気持ちです。でもまだ明日も試合ができるので、もう一度チーム全員で勝ち切れるように頑張っていきたいと思います。

――島村選手に。NECに入団されてから、これまでに2回優勝を経験されていますが、今回は久々のセミファイナル進出ということで、レギュラーラウンドでは230試合達成や初のスパイク賞受賞などもあったシーズンでしたが、どういう心境で臨みましたか? また、明日の今季最後の試合を個人的にはどのように戦っていきたいかを教えてください。

島村: 久々のセミファイナルという気持ちの方が強くて、まずはチームとして優勝という目標があって、そこに向かって進んでいくためのセミファイナルだったので、自分の230試合やスパイク賞を経て臨むといったことよりも、どうしてもJTさんに勝って、決勝で東レさんを倒したいという気持ちでした。明日のデンソー戦はまだ今日の試合の悔しい気持ちの方が強いので、とにかくトスをいっぱい呼んで、ブロックシャットの本数をとにかく取って、やっていきたいと思います。

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