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会見・コメント

2021-02-26 18:43 追加

アーマツ監督「すごく悔しい。勝てる試合を負けた」戸嵜「昨日よりいい試合ができた」VC長野会見

V1リーグ 男子

--ブロックとレシーブの関係について。

戸嵜:ストレートに遅れて出して弾かれるケースが昨日は沢山あったので、最初からクイックやパイプを無視してライトを止めに行くっていうシステムをとったところ、良いところに当たってシャットするケースも増えましたし、クロスに抜けてもレシーバーがいて拾えるという好循環だった。レフトとサイドの基準を変えたのが当たったかなと思います。

中村:昨日はクイックに押されちゃってたんですけど、サイドの方が決められる本数が多かったので割りきった。昨日よりは相手のクイックを外して4番の選手を中心にしました。4番と9番を結構マークしてクイックは外してってやったらブロックが迷わずいけたんで、きれいな形で止められた。トータルディフェンス的にも上がったんじゃないかなと思います。

矢貫:昨日は4番と2番にスパイクの本数を決められてしまって、そこをどうにかしようという話になった。4番の選手に対してブロックの位置とレシーブのコース取りを対応したミーティングをした。実際今日クイックをあまり決められることはなかったんですけど、4番に注目してる時に相手の選手が替わってきて、クイックに対応できずに最後点数をとられてしまった印象があります。そこはもっと改善しないといけない。早めに対応できないと自分達の勝利にもつながってこないんじゃないかと思いました。
今回デュースが続いて、そういうところで相手も外国人選手を使ってきて、疲労するところもあって自分らにブロックするチャンスが回ってきたんじゃないかと思います。

アーマツ:コースを見て、昨日の良いところのブロックタイミングと場所を修正した。最初の試合は彼のところは止めましょうと話をした。ブロックディフェンスの70%はそこに力を入れましょうと。4番が止まれば試合は全然違うし、良い試合になると思って実際にそうなった。

--昨日より肩の力が抜けていたようだが。

戸嵜:自分の中では意識しないようにする…二日間見たら特に変えてることはないんですけど、周りからそう見られるということは一日目は気持ちが入りすぎていたのかなと感じます。

--この後アウェイが続くが。

池田:日頃から監督から自信を持つようにとか、気持ちの面で色々アドバイスいただくので、残り10試合を勝つ気で取り組むっていうのと、今日のようなベンチとコート内としっかり一体感のあるような試合運びをしていければと思います。

河東:連敗が続いて、選手もスタッフも迷いがあったり不安な部分がありながらバレーボールをしてきている。アーマツ監督はまず第一に楽しんでバレーボールをやろう、と。来週からアウェイにはなるんですけど、ほんとにバレーボールを楽しんでチームがひとつになってやることで、今日みたいな良い形でできると思う。頭よく爽やかに…というのも監督から言われるので、しっかりやりたいと思います。

戸嵜:相手云々というより、自分達のバレーができた時は結果がついてきているので、自分達がすべきことをやる。勝負所では差が出てしまっているところもあるので、そこを練習で個人がどれだけ詰められるかが鍵になってくると思います。

アーマツ:選手には強いところと弱いところを説明している。分析している。弱いのはどうしたら強くする?強いのはどうして強くなった?それを説明して、この練習をこれだけやったら強くなる。けど、私達にはその時間がないから強くなるのは難しい。あなた達のせいではなく、時間の問題です。選手はなるほど、と。けど、その短い時間でどうやって直して集中するか。時間は戻らない、10年後バレーやめてるかも知れないんだから楽しくやりましょう。その気持ちで前に進む。次の考えで楽しくやろうと。メンタルのそういう話はよくします。

--トス配分について。

河東:今日は1セット目外から見る機会があったので、相手のブロックについてアーマツ監督といろいろ相談しながら…リヴァン選手が今日すごく当たっていたので、そこに8割くらいトスを持っていって、戸嵜選手に次メイン…とトスの配分を考えていました。

--クイックについて。
河東:使っていなくても、相手のミドルが気にしてサイドのブロックが遅れたりしたので、辛い部分はたくさんあったんですけど、その分サイドは1枚半…2枚きっちり付くケースもあったんですけどそこまではなかったので、今後も相手に合わせてミドルの攻撃の幅とトス配分を考えながらやっていきたいと思います。

--先発後発でそれぞれ意識している部分は。
河東:先発の時はしっかり組み立てを考えながら上げて、今日みたいに外で見る機会がある時は相手のブロッカーの動きを見ながらコートの中に入ってトスをどこに上げるかを決める。組み立て方は一緒なんですけど、外から見ると気付くものは沢山あるので、プラスに考えてやっています。

池田:僕は外から見ながらブロック起用された時のことを考えて、相手がどういうスパイクを打ってくるのかっていうのをイメージしながら…。コートに入ったらチームの力になるように声かけやブロックシステムを考えながら取り組んでます。

--デュースを取りきるためには。
アーマツ:リヴァン選手はすごい頑張った。他の選手ももっと頑張らないと。セッターにはレフトもあげていいよと言ったけど、最初はあまりレフトが決めなかったしセッターもあまり信用してなかった。そこのところがもっとうまくいけば。相手(ブロック)は2枚リヴァンに走っていて、そこもよく決めたけど。相手の気にするところをレフトやミドルと増やせれば、もっとリヴァンがやりやすい状況を作れたかも知れない。ミドルは今日ちょっと足りなかったんじゃないかな。

--試合後どのような言葉を。

アーマツ:サーブを練習する時は24-24をイメージして打ってくださいよと。24-25でこれを決めないと負ける、これを入れないとじゃなくてエース行くくらいの気持ちでいけば、こっちにも必ず繋がってくる。
メンタルを強くもって。心が強い人は想像や方法が出る。負けは心配することじゃないからやることはしっかりやりましょう、と。
次の練習で短い時間でも、ディグで決められたところは気にしてください。打つところや打ち方も気にしてくださいと。

--選手のコンディションは。

アーマツ:全然問題ない。森﨑以外は(笑)疲れも調整します。2日あけて、1日だけウェイトして1日ボール触って移動して、試合前に調整して試合。仕事も含めて休み入れないときつい状況になるから。その悔しさがあります。

写真:黒羽白

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