2021-03-01 16:54 追加
手原紳「西田のサーブが強いとわかっていて、1本で切れなかった」栗山英之「クイックは相手ブロックを見ながらトスを呼ぶ」FC東京会見
FC東京会見
V1リーグ 男子
バレーボールV.LEAGUE DIVISION1MEN 2月27日(土)にウィングアリーナ刈谷で行われたジェイテクトSTINGS対FC東京の試合後記者会見をお届けする。
ジェイテクト(3-0)FC東京
■FC東京
●手原紳
今日はお互い、出だしがいい感じに進んでいない中、自分たちが先に一歩出れなかったのが良くなかった。チームの波をなくさないといけない中で走りきれないっていうところと、西田(有志)のサーブは強いと分かっている中で、続いて打たせたというところ、少ない本数で切らないとダメかなっていう。自分たちの失点を減らさないといけないなと思います。
●栗山英之
お互い、スパイク決定率の数字が両チームともあまり良くなかったんですけど、自分たちもすごくミスが多くて、ワンタッチ取ったりとかレシーブ上がったりして決めなきゃいけないところで決めきれなかった。ブロック1枚なのに、シャットだったりミスだったりという場面がすごい今日は多かったので、なかなかチームとして乗り切れなかった部分あります。そういうミスをしていると僕たちは勝てないので、そういうミスが今日のこういう点数、敗因になったんじゃないかなと思います。
ーーFC東京はクイックを積極的に使うが、今日の1セット目は本数が少なかった。2セット目から本数は多くなったが、意図的にそうしたのか、ジェイテクトの攻撃に圧されてなかなか使えなかったのか?
手原:栗山へのブロックのマークはどのチームもしてくること。1セット目はどちらかというとマーク来ているのが分かっているし、他のスパイカーの調子を上げていくために抑えていた。途中から増やしたのは、マークは来ているんですけど栗山自身の調子も上げないといけない。マークが来ているバランスの中で1セット目は抑えて、2セット目は1セット目より少なかったということで、マークが薄くなっているのもあって、本数を増やしたのはありますね。
栗山:相手が自分たちに対して、どういうマークのつき方をしているかっていうのは常に見ていて、クイックを捨てて両サイドに走るパターンもあれば、逆にクイックにコミットきたりとか厚く来るパターンもあるので、そういうのを手原と一緒に話しながら。マークが来ていないときはトスを呼びますし、がっつり来ている時は迫田だったり、プレモビッチだったり、(佐藤)望実に振ったほうが、ミドルに対する一対一よりもサイドの一対一のほうが決定率が高くなると思うので、相手がどういう戦術で自分たちに対応してきているかっていうのを常に見ながら、手原とコミュニケーションを取っています。
手原:でも今日、ちょっと声少なかったかもしれない。あんまり持ってこいって言わなかったかもしれない。
栗山:(笑)1セット目はがっつりマークが来ていたんで、2セット目から徐々に、相手が今度クイックないってなって両サイドに走り出した。特に外国人選手にマークを厚くって戦術を変えてきたんで、手原はそういうのを見ながら上手く使ってくれた。
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