2021-03-03 19:32 追加
ジェイテクト・西田有志「自分たちがどうするのかを確立しないとこれから先がない」V1男子会見
V1リーグ 男子
――藤中選手に。今日は試合序盤アタックをするケースが多かったように見えたが。
藤中:セッターの久保山(尚)選手や小林(光輝)選手がいい状況で使ってくださって、昨日よりは本数が多く打てましたがまだまだ決めるべきところで決められておらず、被ブロックも大事な場面で2本されましたし、そんなに打数が多くなる選手、ポジションではないのですが、コンスタントに決めていかないいけないことを実感しました。
質疑応答
――西田選手に。練習からという言葉がありましたが、勝ち続けなければいけない状況でメンバーは分かっていながら、バイオリズムなどが狂ってそういう状況になったということはあるか?
西田:リズムというよりも、練習のスタートからどういう雰囲気なのかはやっている本人たちは分かっていると思いますし、6対6が始まったところで、ハイセットの精度が悪かっただとかそれをミスにしたり、つなぎができなかったりなどこういった小さいところから試合の結果につながるわけです。
それができているできていないじゃなくて、本人たちはそれを分からないといけないですし、言ったところで直らなければ言った意味もありません。そういった部分というのは一人がどうのこうのするよりも、そういった世界でやっているのであれば、当たり前にやらないといけません。プロの中でやっているのであればプライドを持たないといけません。先週の結果がよかったから今週もうまくいくことはありません。
バレーボールは流れのスポーツでもあるので、そういったことは身に染みてわかったいるはずだと思います。今シーズンここまで負けているのは、シーズンとして久しぶりだと思います。まずなぜここまで負けているのかというところから、練習がどうなのかという部分でしっかりと細かく分析をしていかないと敗因は絶対直らないので、そういった部分の小ささを感じた試合でした。
――危機感を持ってやっているように見えるが?
西田:難しい質問です。ずっと言っているように昨シーズンは昨シーズンです。(昨シーズンの結果で)今シーズンの結果は確約されていませんし、他のチームも海外の選手が入れ替わる中でうちもそのチームのひとつでもあります。そういった部分で変わったから名前を挙げてしまえばカジースキ(マテイ)選手がいたから勝てたのかといえば、それだったら弱いチームです。そういった部分を日本人選手が頑張っていかないと勝ち上がれるチームではないです。上位で勝っているチームは、日本人選手がしっかり仕事をしていており効果が出てます。今年は自分も含めできていないです。だからこういう結果になっています。
今は危機感というより練習をどうするかということにめがけて、試合どうのこうのより1日の過ごし方を…何回も繰り返さないと頭に、体に入らないのかというのはあると思います。
――第3セットフェンスに飛び込んでヒヤリとする場面があったが怪我は大丈夫か?その際、逡巡する(ためらう)ことはないか?
西田:体強いのでそこは問題ないです。ためらう場面ではありませんし、行けるボールでした。そこで諦めたら試合でチームが負ける結果になります。ああいった部分から点数が取れている部分があります。怪我を恐れないという言い方ではないですが、目の前に上げるボールがあるのに行かないというのはアスリートとしてどうかと思います。そこだけはあきらめたくはなかったですし、1点をどうやって取っていくのかというのは泥臭くやっていく必要があると思うので、チームの点数にしていきたかったというのはあります。
――金丸選手に。2セット目外から見ていて感じていたチームの課題と2セット目はいるときに意識したことは?
金丸:外から見た課題は、昨日にないようなミスが多くてウチの流れになっていないことを感じました。僕が入ってその流れを変えられれば良かったのですが、うまく入れなかったのでそこの部分が反省点かなと思っています。
――ブロックで修正点はあったか?
金丸:特にはないですけれども間を詰めるだとか戦術やサイドブロッカー陣に声をかけるなど部分は使っていたと思います。
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