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ゲームレポート

2021-03-23 08:00 追加

サントリーHGでVリーグ×Bリーグが夢のコラボ! コロナに泣いた東山高校と市立尼崎のエキシビジョンマッチも

高校生エキシビジョンマッチ・Vリーグ・Bリーグコラボレポート

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 バレーボールV.LEAGUE DIVISION1 MENの大阪府箕面市を本拠地とするサントリーサンバーズは、2021年3月20日(土)・21日(日)に「おおきにアリーナ舞洲」(大阪市此花区)にて、B.LEAGUEの大阪エヴェッサと同日試合を開催した。

 また、サントリーサンバーズ VS 大分三好ヴァイセアドラー戦の前に、高校男子チームの東山高等学校と市立尼崎高等学校によるエキシビションマッチも実施。カテゴリー・競技の壁を超えた新しい試みとなった。

 今回は、3月20日(土)のおおきにアリーナ舞洲での様子をレポートする。

■エキシビションマッチ
 東山高等学校vs市立尼崎高等学校

 エキシビションマッチの対戦カードは、第73回全日本バレーボール高等学校選手権大会(2021年1月開催)の京都府代表・東山高等学校と兵庫県代表・市立尼崎高等学校。

 東山高は、同大会の前年度優勝チームとして連覇に挑んだが、大会中にチーム内で新型コロナウイルスの感染が確認されたため、3回戦出場辞退を余儀なくされた。対する市立尼崎高は、フルセットの激戦となった準決勝で敗れ、惜しくも第3位となった。

 両チームの実力は、関西はもとより全国高校生のトップレベル。コロナ禍であっても高校生選手がバレーボールを通じて存分に実力を発揮し、今春卒業する3年生と両校の大切な思い出となることを願い、サントリーサンバーズは今回のエキシビジョンマッチを企画したという。

 エキシビションマッチの試合開始は、朝9時20分からという早い時間だったが、おおきにアリーナ舞洲の入り口は9時の時点で長蛇の列。高校生の保護者や応援団、高校チーム注目カードということで、バレーボールファンも多く駆けつけていた。

 試合開始前には出場選手の紹介が行われ、カメラに向かって楽しくポーズを決めたりと男子高校生らしいお茶目なシーンも見られた。そして試合が開始し、スタンド席から両校の応援の音が鳴り響く。

 1セット目は序盤から東山が大幅リードで市立尼崎を突き放し、1セットを先取。2セット目も同様にリードしていくかと思いきや、市立尼崎が中盤から連続得点で追い上げを見せ、市立尼崎がセットを奪いフルセットに。3セット目も接戦が続いたが、東山が勝利を収めた。両校とも真剣勝負だったが、声色や表情はとても楽しそうであった。

3月21日(日)にも同様に、朝からエキシビションマッチが開催される予定だったが、高校関係者から発熱者が出たため、急遽中止となった。

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